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伝統文化の排他性

 今、博多は「山笠」の時期です。

 「山笠」とは、福岡市博多区にある櫛田神社という
神社の氏子たちが、華やかに装飾された数台の山車を
引いて練り歩き、最終日には櫛田神社への到着を競う
「山車レース」で締めくくるという、祭事イベントです。

 2002年に福岡に来て、この祭りに対して抱いた疑問は、
「なんで女の姿がないの?」でした。

 この祭りは「女人禁制」で、女性は「ごりょんさん」として
食事の準備や後片付けなどの「内助」に徹してます。

 先日の新聞記事によると、「ごりょんさん」のなり手が
なくなっているとのこと。

 当然やろ。

 女に甘えた、女を排除した「男のロマン」に付き合える
奇特な人が少なくなるのは当然でしょうね。

 
 私にとって、フィナーレの「櫛田入り」レース
(これは迫力があります)以外には興味を引かない
「山笠」について、先日友人のCさんがこう語りました。

 「あれは日本人の祭りやから。俺ら博多駅のすぐ近くに
おったけど、誰も声かけんかったもんね」 

 朝鮮人であるCさんの言葉を聞いて、
「『山笠』が排除してきたものは、女だけやないんや・・・」
と、「伝統文化の排他性」を実感しました。 
by kase551 | 2007-07-11 23:55 | 社会 | Trackback | Comments(0)

裏声

 20年くらい前に、丸谷才一の『裏声で歌へ君が代』という
小説を読んだことがある。

 詳しい内容は憶えていないが、私に「国家とはなにか?」
という問題意識を持たせる一助となった小説だった。
 

 それはさておき、私が2002年から日本での
定住生活を再開して、今でもなじめないのが、
テレビに登場するレポーター・アナウンサーや
俳優たちの裏声だ。特に女性・・・・

 のどを詰めた不自然なハイトーンを耳障りだと
感じる人が少なくなったのか、それとも、そのような
声を「可愛い」と感じる人間が増えたのか・・・・・


 かつて(1980年代)私は出勤前に、時計代わりにNHKの
ニュースと朝の連続ドラマを見るともなしにながめていたが、
最近は音声を消して時間だけを見ている。

 現在放映中の 『どんど晴れ』なる、ドラマらしきもの・・・・
 ヒロイン役の発声が耳障りこの上ない。
 典型的な、のどを詰めた裏声・・・・・
 『天花』のヒロインと双璧の、発声の悪さ。 

 そして、『どんど晴れ』直前の『おはよう日本』
を担当する首藤というアナウンサーの発声もひどい。

 腹から声が出せない「アナウンサー」が、「天下のNHK]
においても増えつつある。

 加賀美幸子・広瀬修子・山根基世たちは、このような現象を
どう感じているのだろうか? 興味深い。 
by kase551 | 2007-07-08 23:07 | 社会 | Trackback | Comments(2)

職場体験

 今日の午後、長崎に日帰り出張してきました。
 駅に着き、改札口に向かうと、小中学生とおぼしきこどもが
乗客から切符を受け取り、「ありがとうございました」と言っています。

 「職場体験」の中学生です。

 「職場体験ですか? ご苦労様」と声をかけて切符を渡しましたが、
ぶかぶかの帽子をかぶって緊張している姿は、可愛らしかったですね。

 改札を出た後、売店の店員に「ああいう職場体験はよくあるんですか?」
とたずねたところ、一年に1回とのことでした。

 店員「あれくらいはまだ可愛いころだけど、うちみたいに高校・大学になると
    可愛げなくて生意気ですよ」
  私「う~ん、そうですねぇ・・・ でもそれは、親に対する『照れ』とか、
    『カッコつけたい』という気持ちによるものもありますからねぇ・・・・」

 
  職場体験中学生は可愛らしいのですが、
 「安倍晋三職場体験首相」「小池百合子職場体験防衛大臣」は、いかがでしょうか? 
by kase551 | 2007-07-05 22:43 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

被爆国

 防衛大臣の「原爆容認発言」に対する
怒りの声は当然ですが、
 
 劣化ウラン弾という核兵器をイラク侵略戦争で
使い続け、イラク人を虐殺・強姦し続ける米兵の
「パシリ」として自衛隊が機能し続けていることにも、
憤りを感じます。

 「日本は唯一の被爆国」?
 それはちゃいまっせ(ちがいますよ)・・・
by kase551 | 2007-07-03 23:20 | 社会 | Trackback | Comments(0)

大阪出張

 金曜(6月29日)の仕事を終えた夜、大阪行きの飛行機に乗り、
土曜のセミナーに参加して、今日(7月1日)帰宅しました。

 朝鮮族の留学生による発表を楽しみにしていたのですが、
期待以上でした。
 私は、延辺朝鮮族自治州の朝鮮族についてはある程度の
知識がありますが、北京など自治州外における朝鮮族の
ネットワークについては無知なので、非常に勉強になりました。
 
 また、徐ヒョンソプ先生にお目にかかれたのも、予想外の
収穫でした。
 徐先生は、在日韓国大使館参事時代に訪日した盧泰愚
大統領(当時)の宮廷晩餐会でのスピーチに、江戸時代の
日本の外交官であった雨森芳州(あめのもりほうしゅう)に
関するくだりを盛り込んだ「功労者」であり、1990年代前半に、
『日本はない』などの「反日書籍」に対抗して、客観的な視点に
もとづく『日本はある』という著作を発表された方です。

 現在、長崎シーボルト大学で教鞭をとっていらっしゃるため、
福岡からぜひ一度参上しようと思っていたのですが、まさか
大阪でお会いできるとは思いませんでした。
 人の出会いとは面白いものです。


 航空券+宿泊の格安パックを私はいつも利用するのですが、
今回のお宿は新阪急ホテルでした。
 客室の窓からは、JR大阪駅と阪急梅田駅を結ぶ陸橋が
見えます。学生時代、いつも通っていた橋です。

 行き交うさまざまな人々をながめていると、夜の団地に
ともった灯りを見るときと同様の感慨があります。
 それぞれの人に人生があり、それぞれの窓の灯りに
人生があり・・・・・


 せつないような、やりきれないような、いとしいような・・・
そんな感慨です。 
by kase551 | 2007-07-01 23:42 | 雑感 | Trackback | Comments(0)