人気ブログランキング |

2008年 08月 20日 ( 2 )

免許更新

 運転免許を更新した。
 
c0040369_23551117.jpg

  「講習」会場で配布された小冊子
 『遅すぎた反省 免許取消しになった人達の声』
 (福岡県警察本部交通部運転免許試験課)が、
 実に興味深い。

  これは、いわゆる「免取り」になった人たちが、
 運転免許再取得の際に提出させられる「感想文」を  
 抜粋したものだ。

 
 「抜粋」なので、これだけで判断することは危険だが、
『遅すぎた反省』に目を通して感じることは、次のひとこと。
   

  ホンマ、自分のことしか考えられへん、しかも、その考えも浅い、 
 しょーむないアホ男って、多いんやなぁ・・・


 例①「家庭の中で父の存在が小さくなってしまい、肩身の狭い思いをしています。
    子供達から、遊びに連れてってと言われなくなりました。やはり、父親は
   運転できないと必要ない存在のようです。運転できないつらさを思い知りました」
   (速度違反等・会社員 男 37歳) (13頁)
      
 例②「今、現在でも酒を飲んで運転されている軽い気持ちの方に、もっと早く
   『免許は生活するために必要なんだ』ということを分かって欲しいです。   
   酒に限らず、点数を大切にしていかないと、『苦しい生活が待っている』
   ということを分かって欲しいです」(酒酔い運転・会社員 男 26歳)(26頁)  

 例③「もし、飲酒運転で事故でも起こしていたら刑務所に入っていたかもしれないし、
   そうなると子供が学校でいじめられていたかもしれないと思うとゾッとします。
   家族を大切と思うなら絶対に飲酒運転はすべきではありません」
   (酒気帯び運転・会社員 男 34歳)(28頁)

 
   車が運転できないと「父親の役割」を遂行できないと考える例①のアホ。
  
   近所の散歩でもえぇし、「近場バス・電車旅行」を企画したらどないや?
  こういう親を持つ子供に心から同情する。
   しかし、こういうアホな親は少なくない。

   そして、例②③。
   「もし自分が人を轢いていたら、その人や、ご家族はどうなっていただろう?」
  という考えを持てず、自分の仕事や家族のことしか頭にない身勝手さ・・・・


   私は1985~1990年の約5年間、ほぼ毎日ライトバンを運転して、
  問屋・小売店を回っていた。

   海外生活をしていた1990~2002年の約12年間、運転の機会は激減したが、
  現在は、月に2~3度は、ハンドルを握る(レンタカー)。
   かつて運転していたマニュアル車に比べ、レンタカーのオートマ車は
  「ゴーカート」のように運転しやすく、楽でいい。
  「半クラ」も要らんし・・・
 
   そして、左足が不自由な人でも運転できるというのも、オートマ車の長所だと思う。
  
   それはともかく。
   かつて私も、酒を飲んで運転したことが、何度もある。
   「俺は酒に強いから、大丈夫や」という思いによって・・・
 
   しかし、26歳くらい(1988年ごろ)のある夜に、ふと考えた。
   
   「もし俺が、この前みたいに酒飲んで運転してて、それで
   もしも人を轢いたらどうなるんや?」
  
   酒酔い運転の俺に轢き殺される被害者と、その家族がいるという、
  至極当然の危険性に、気づいた。


   それ以来、約20年間、アルコールを口にした後の運転は、一切していない。

   人命にかかわる緊急事態(救急車が来るまで何時間もかかる所での急患発生など)
  においては、酒を飲んだ上で運転することがありうるかもしれない。

    また、バスや電車などの交通手段がない地域において、寄り合いなどで
  「ちょっと一杯」やった後に、車を運転して帰宅することも、ありえるだろう。

   しかし、それ以外での酒気帯び・飲酒運転には、弁解の余地は全くない。
by kase551 | 2008-08-20 23:54 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

芸の力

 赤塚不二夫の葬儀におけるタモリの弔辞に対する、「現代の勧進帳か?」という指摘を目にした私は、
「うまいこと言うなぁ」と、感心した。

 源義経が登場する歌舞伎の演目として名高い
『勧進帳』において、兄・頼朝に追われて北へ
逃避行する義経一行は、山伏姿に「偽装」^^;
する。

 関所での追求を逃れるため、忠臣・弁慶は、
寺院再建のために募金活動を行っているという
趣旨の「勧進帳」を、読み上げる。
 しかし、これは白紙の巻物を手にした弁慶の
アドリブだった・・・

 私はこの歌舞伎を、テレビで一度見ただけだが、
手塚治虫のマンガ『弁慶』(講談社)で「勧進帳」
の名場面を何度も読み返し、感嘆している。

 手塚マンガでは、巻物は白紙ではなく「こづかい帳」
だった。
 「キャラメル○○円」などと書かれた巻物を広げて、
一世一代のアドリブを披露する弁慶の姿は、おかしくも
感動的で、手塚氏の力量を味わうには絶好の名場面でもある。 
 

 タモリの弔辞が「勧進帳か?」と言われるのは、テレビ画面に映った手元の紙が、
白紙のように見えていたためだ。
   
 昨日のネット記事で、それが白紙だったことを、タモリ本人が明らかにしたことを知った。
 
 「タモリなら、それくらいはできるだろうなぁ」と、
 さして驚きもしなかったが、「俺のマネージャーの名前が『トガシ』」
 という「オチ」には、感嘆した。

 
 弁慶の「アドリブ」や、それに続く「義経殴打」
(弁慶が、「お前のせいで疑われたのだ!」と、断腸の
思いで、関所通過のために義経を杖で叩きつける)を
見抜きながらも、一行を見逃し、後から酒を届けさせる
役人の名前が、富樫だ。
       
 
  私は歌舞伎における掛け声には(正確には、「には」ではなく「にも」)
 暗いが、ここで勝手に声を掛けておきたい。

 
  ハナモゲラ屋!!
     
by kase551 | 2008-08-20 00:45 | 雑感 | Trackback | Comments(2)