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2005年 12月 02日 ( 1 )

「あこがれ」(大貫妙子)

 「愛」ということばは、気恥ずかしいですね。

 おそらく私は、この先も誰かに、「愛してる」
などとは言えないでしょう。

 歌詞などでの「愛」ということばにも、
つい笑いが・・・

 ハウンドドッグというバンドの「フォルテシモ」
という歌が、20年前くらいに流行りました。
 リズム・メロディ・歌い手と、3拍子そろった
曲なのですが、
 「愛がすべてさ、今こそ誓うよ 愛を込めて 強く強く」
という歌詞には、「おいおい・・・・」と思ってしまいます。

 しかし、大友康平さんには好感を持っております。
 映画『パッチギ!』でも、いい味を出していました。
 「北朝鮮? そんな名前の国がどこにあるんですか?」
 「歌っちゃいけない歌なんてないんだよ!」
 「憲法を知らないんですか?」
 などのセリフは、実に良かったです。


 「愛」ということばになじめない私にとって、
例外は、大貫妙子さんの「あこがれ」という曲です。
 『MIGNONNE』というアルバムの最後に収録されています。
 
 「家」「肉親」という束縛から自由になりたいと思い続け、
念願の独立を果たした人が、歌の主人公です。

 歌詞を一部引用します。

 「思うままにすべてが うまくいきすぎた時に
 誰も声を掛けないなら 自分でとがめて生きてきた」

 「いつの間にかひとりで 暮らし始めていたけれど
 寒い部屋を暖めるのは 愛を与え続けてきたあなた」

 「長い間 望んでいた 歳に近づいたこと ふと気づく」

 酒を飲みながら聴くと、胸と腹に、暖かいものが湧き上がります。

 またこの曲は、高中正義さんのギターもいいんですね。
 初めてこのアルバムを聴いたとき、関西弁で言うと、
「あほほど上手い」(むちゃくちゃ上手い)高中さんのギターは、
ちょっと個性が強すぎて「大貫節」とは合わんのとちゃうか? と、
歌詞カードのミュージシャン一覧を見て思ったのですが、
これが意外にも、絶妙の調和をかもし出しています。
 エンディング(後奏)は、特に素晴らしい!
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    (注:男性対象泌尿器科の宣伝ではありません)
by kase551 | 2005-12-02 23:59 | 音楽 | Trackback | Comments(2)