8月27日の記事で危惧したように、町村官房長官が、ペシャワール会の若者が殺害された事件について、次のように述べたらしい。
「尊い犠牲が出たが、そうであればあるほど、日本がテロとの戦いに引き続き積極的に関与する重要性を多くの国民が感じたのではないか」
アホか?
「テロとの戦い」に日本が賛同・関与したから、イラクやアフガニスタンで、
日本の若者が殺されとるんやろが・・・
昨日(9月1日)の『朝日新聞』夕刊で、ペシャワール会現地代表・中村哲氏の
次のようなコメントを読み、全面同意。
(町村談話について)
「人の死をそういう風に利用するのは侮辱だ」
「大干ばつで国民の半数が飢えに苦しむような状況なのに、外国は
食料ではなく軍隊を送り、混乱が拡大した。暴力で物事を解決しようと
する風潮が彼を殺したとも言える」