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想い出の赤塚作品(7)

   赤塚作品には、魅力ある「ガキ」が
 数多く登場している。


 『おそ松くん』における、「チビ太」・「ハタ坊」。
 『もーれつア太郎』における、「デコっ八」。
 『天才バカボン』における、「カメラ小僧」。

  そして、『レッツラゴン』の主人公である、「ゴン」。

  父親と二人で生活するゴンは、
 「自分の食い扶持は自分でなんとかする。そして、オヤジの面倒は見ない」
 という生き方をしている。
 
  ドライでパワフルな「ゴン」の魅力に比べて、
 父親の存在感は薄い。

  この二人だけの話なら、おそらく私は『レッツラゴン』を
 読み続けていなかっただろう。

  この作品においては、「ゴン」に勝るとも劣らぬ
 魅力的なキャラクター二名、いや、二匹の活躍が光っていた。

  「べラマッチャ」というクマと、「イラ公」という猫。


  散々な目にあわされることが多く、哀愁を感じさせる「ベラマッチャ」と、
 「キレる」と誰も止められなくなり、「台風一過」の惨状を残す「イラ公」は、
 実に対象的なキャラクターだった。


  あっ!
  
  いまふと思った。

  パワフルなガキである「ゴン」の魅力は、園山俊二が描いた「原始人マンガ」
 の登場人物たちの魅力(タフな人間の魅力)と、共通してるなぁ・・・・

  そういえば、赤塚氏と園山氏は、かつて「新漫画党」のメンバーだった。
  そして園山作品には、『はじめ人間ゴン』というタイトルの傑作があったなぁ・・・・

  もちろん、『レッツラゴン』と『はじめ人間ゴン』は、ストーリーの共通点もなく、
 絵柄も全く違う。
  
  しかし、前述のような「共通点」を、勝手に見出して楽しめるというのは、
 マンガ史に関するある程度の知識とマンガリテラシーがある人間だけの
 楽しみだろう。 

   何を偉そうに・・・^^;
by kase551 | 2008-08-12 23:27 | マンガ | Trackback | Comments(0)
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