もし私が「裁判員」として、「光市裁判」の
判決にかかわったとしたら・・・・・
3人の裁判官と、私を含めた6人の「裁判員」、
計9人が量刑を協議するのですが、おそらく
6、7人は「死刑」判決を下すのではないかと、
私は思います。
もしそうならば、死刑反対である私の意見は、
多数決で却下され、「裁判官・裁判員の審議の結果」として、
「死刑」が宣告されるわけです。
そう、この「裁判員」制度は、死刑廃止を望む人間を、
「死刑宣告」の共犯にさせる、とんでもない制度なのです。
免田栄さんのように、冤罪で死刑判決が下された事例などを
考えると、恐ろしさがひときわ感じられます。