阿久悠さんが亡くなりました。
数え切れないほどのヒット曲の
作詞を手がけた彼の作品のなかで
特に印象深いのは、岩崎宏美さんに
提供した「思秋期」「学生街の四季」です。
前者はシングルヒットしたので、ご存知の方も多いでしょう。
「青春はこわれもの 愛しても傷つき
青春は忘れ物 過ぎてから気がつく」
後者はアルバム(「ウイズ ベストフレンズ」)収録曲なので、「知る人ぞ知る」名曲です。
ときおり聞き返しては、「うまいなぁ」と感嘆しております。
川口真さんの曲もすばらしく、岩崎宏美さんの歌唱も完璧!!
この「学生街の四季」については、阿久さんがご自分のHPで語っています。
↓
「あまり売れなかったがなぜか愛しい歌
それにしても、かつての岩崎宏美の声は、とめどなく伸びるという感じでした。
ときおりテレビなど拝見する今の岩崎さんは、
「マドンナたちのララバイ」の最後の部分を裏声で歌うなど、
ちょっと痛々しい。
キーを下げ、今自分が出せる範囲の声域で歌っても、
岩崎さんの表現力なら、充分に聞き手に届くと思うんやけどね。
それはともあれ、阿久悠さんのご冥福を祈ります。
彼の作品である「また逢う日まで」「勝手にしやがれ」を
私は、これからもカラオケで歌い続けるでしょう。