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『天地無用』(川崎ゆきお)

 大阪の長居公園に住み着いたホームレスのテントが、
一昨日、強制撤去されました。

 「世界陸上選手権大会」準備のためという名目です。


 天王寺公園を有料制にしてホームレスを締め出したり、、
駅のベンチに仕切りを入れて、寝転べなくしたり、
フェスティバルゲートとかユニバーサルスタジオとか、
しょうむないもんを作ったり・・・・・

 大阪の街は、どんどんつまらん街になってきてますなぁ・・・・
 新世界の串カツ屋に列をつくる人たちも、なんかみっともないなぁ・・・


 川崎ゆきおさんの『天地無用』(プレイガイドジャーナル社)を再読しました。
 同書に収録されている、 「阪急三番街」を根城にするホームレスたちと
警官隊との衝突を描いた「浮浪の果」が発表されたのは、1975年です。

 「わしら仕事がないからここに住んでるけど 世が世なら
 りっぱに働くアンコやのになぁ・・・」(19頁)

 「アンコ」とは、日雇い労働者のことです。

 「わしらが作ったんやぞ ここは!」(21頁)
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         (『天地無用』20-21頁)

  ほんま、復刊してもらいたい傑作です。


  誰でもなりうる犯罪者、誰でもなりうるホームレス。
  私は常に、こう考えています。
by kase551 | 2007-02-07 22:03 | マンガ | Trackback | Comments(0)
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