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戦争は儲かる

 以前、70代の知人から次のような話を聞かされました。

 彼女の父親は、大阪で卸商を営んでいました。
 なかなかのやり手だった彼は、太平洋戦争当時、
軍需物資を取り扱う権利を得ました。
 敗戦まで、彼の店は、かなりの利益を上げ続けたとのことです。

 知人の言葉です。

 「同年代の人たちが、『戦時中は、食べるもんがなかった』と
いう話をするとき、私はいつも黙ってうなずくだけにしてるねん。
私んとこは、終戦まで毎日、肉とか魚とか食べてたから・・・・」

  戦争が、多くの人に悲劇をもたらす一方で、一部の人間には、
 大きな経済的利益をもたらすことは、よく知られています。
  知人の話は、それを裏付けています。   

 
  「テロとの戦い」を掲げて、アフガニスタンやイラクへの侵略を
 続ける米国も、同様ですね。

  米国の肥大した石油産業・兵器産業は、絶えず他国の地下資源を
 求め続け、兵器を消費し続けることを、存在基盤にしています。
  日本の「偵察衛星」や、安倍晋三氏が主張する、自衛隊の恒久派遣
 なども、これと密接にかかわっているんでしょうね。

  ワーキングプアやニートの「再チャレンジ」は、「愛国戦士」としての
 海外恒久派兵・・・・・・ 
by kase551 | 2006-09-12 20:25 | 社会 | Trackback | Comments(0)


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