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死後について

 運がよければあと数十年後、運が悪ければ明日にでも、
私は死にます。

 死んだ後の始末について、遺書として文書化しようと
思いつつ、まだ書いておりません。

 葬式なし、戒名なし、墓なしというのが、私の希望です。

 そして、できるならば、遺体はチベットかネパールの
真っ青な空の下で鳥葬に・・・・

 私の肉体は鳥と一体化し、空高く舞い上がる・・・・
 
 これを想像すると、つい微笑んでしまいます。

 火あぶりにされて、骨をいじられるのは、まっぴらごめんです。

 しかし、私の死体を飛行機でチベットまで運ぶわけにも
いかないでしょうね。
 鳥葬は、ちょっと無理かもしれません。

 まあ、勝手に戒名をつけられたり、墓に収められたりすること
だけは、避けたいものです。
 
 
 おそらく、靖国神社の「英霊」たちの中にも、
「勝手に『英霊』にまつり上げるなよ。俺は迷惑じゃ!」と
思っている「霊」たちが、数多くいるのでしょうね。
 
 また、「俺らのように『赤紙』一枚で徴兵され、使い捨てに
された人間と、無謀な戦争の音頭とりをした指導者たちを
一緒に扱うな!」と思っている「霊」も少なくないでしょう。

 靖国には、そういう怨念も渦巻いていることでしょう。

 次回東京に行く折には、ぜひ見学に行きたいものです。  
by kase551 | 2005-11-02 16:23 | 社会 | Trackback | Comments(0)


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