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パッチギ!

 劇場上映時に見逃した『パッチギ!』(井筒和幸監督)
のDVDを購入しました。
 
 名作です。

 在日コリアンと日本人との摩擦・葛藤・交流という
大きなテーマを描きながら、巧みに笑いを織り込ん
でおり、「うまいなぁ~!!」と感嘆しました。

 テーマソング『イムジン河』にからめて、
 川の町である京都を舞台に選んだのも、
非常に効果的です。

 大阪や奈良、神戸では、あの感じは出ないでしょうね。
 
その「川」に引っ掛けたのでしょうか、包茎手術の
「皮」が出てくるのには、笑わされました。
 
 都はるみ(日韓混血)、レオポン(ライオンとヒョウの
混血)などを、あたかも単なる時代背景のようにさらっと
描いている点も、「う~ん、なるほど」とうならされました。

 主人公が、在日コリアン1世たちから、
「国会議事堂は誰が作ったか知ってるか?」
「生駒トンネルは誰が作ったか知ってるか?」
と問い詰められる場面も印象的です。

 特に生駒トンネルのくだりは、
「お~、さすが奈良県出身の監督!」
と思いました。

 生駒トンネルとは、奈良と大阪を隔てる生駒山を
貫くトンネルで、その建設には多くの朝鮮人労働者が
動員され、落盤事故などで、多数の犠牲者を出しました。
これは、現在の生駒トンネルではない「旧生駒トンネル」の
話ですが・・・・・


 井筒監督と同様に奈良県で育った私は、社会人になるまで、
そのトンネルの建設過程を知りませんでした。
 その点では主人公の高校生と同じでしたね。

 社会人になって、在日コリアンに関する
書籍などを少しずつ読み始め、ようやく
「旧生駒トンネル」がどのような背景を持つのかを
知ることになった次第です。

 「郷土の歴史」に対して私は、
あまりにも無知だったといえましょう。

 次世代、次々世代には、このような
事実をきっちりと伝えていくつもりです。

 あと、「憲法なんてどうでもいいんだ!」
とわめく放送局のアホ上司を、大友康平さん
がしばきあげるのも痛快でした。

 そういえば、自民党の憲法草案が
今日の新聞に・・・・・

 これは明日にしましょう。
by kase551 | 2005-08-02 23:28 | 映画・ドラマ | Trackback | Comments(0)
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