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アンソンギ主演の名作

 西日本新聞』夕刊(6月15日)に、韓国の名優・アンソンギ(安聖基)に
関する共同通信配信の記事が、大きく出ている。

 1980年代前半における彼の代表作、『風吹く良き日』『鯨とり』が紹介されており、
「お~っ!」と声を上げる。

 約10年前に、小林孝行編『変貌する現代韓国社会』(世界思想社)で書かせていただいたが、『風吹く良き日』には、
急速な都市化と地方出身者の疎外、貧富格差、そして、大都会ソウルのディスコにおいて
「田舎者」アンソンギが披露する「サムルノリ」ダンスが周囲を圧倒するという、
「伝統文化の力」などが、巧みに描かれている。
 
 そして、『鯨とり』は、ナイーブな(純粋な・世間知らずな)学生が、
世知に長け、世の流れに妥協しつつも学生を支える謎の男(アンソンギ)
の力を借りて、言葉を失った娼婦をやくざから助け出し、故郷まで送り届ける
というストーリーが、「学生=民主化主体」、「謎の男=知識人層、マスコミなど」、
「娼婦=民主化」、「やくざ=独裁政権」という暗喩を読み取ることにより、
その味わいが、一層深みを増す。


 この二大傑作が、日本で上映されることが、ホンマうれしい。
 
 福岡には来ないの?

 

 
by kase551 | 2011-06-15 23:59 | 映画・ドラマ | Trackback | Comments(0)
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