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ウイスキーの楽しみ

 ブラックニッカを飲んでいる。
 
 ニッカウヰスキーが本格的なスコッチタイプのウイスキーである
「ブラックニッカ」を世に出したのが、1965年。

 当時の日本製ウイスキーは、大麦から作ったモルトウイスキーに、
サツマイモを主原料としたスピリッツをブレンドしていた。

 このサツマイモスピリッツは、わかりやすく言えば、未熟成芋焼酎のようなもので、
モルトウイスキーの魅力を活かせるものではなかった。
 
 ウイスキーの本家であるスコットランドでは、トウモロコシ・小麦などの穀物を
蒸留したグレーンスピリッツを、モルトウイスキーにブレンドしている。
 これにより、深みとコクが出るんよね。

 ニッカウヰスキー社長・竹鶴政孝は、かつて自分がウイスキー作りの修行を積んだ、
スコットランド式の本格ウイスキーを作るべく、グレーンスピリッツ製造のため、
英国からカフェ式蒸留器を導入した。

 このカフェ式蒸留器は、蒸留効率は良くないが、それゆえに原料の香りや味が
生かされるという、ニッカにふさわしい蒸留器だ。

 カフェ式蒸留器で作られたグレーンスピリッツ、すなわち
カフェグレーンをブレンドした「新ブラックニッカ」が発売されたのが、
1965年。
  
 日本で初めての、本格的なスコッチタイプのウイスキーである
ブラックニッカの魅力を、ニッカに勤務していたころの私は、
あまり理解できていなかったと思う。

 今は、ダブルボトルをケース買いしている(業務店か?)。

 口当たりは柔らかいが、芯が強く深みがあり、△△のような不自然なフレーバー香もなく、
滋味にあふれてますなぁ・・・

 あっ、この味わいは、ビルエバンスのピアノに通じるんとちゃうんかなぁ・・

「Moonbeams」を再聴しましょう。  
 
 
by kase551 | 2011-02-12 23:52 | | Trackback | Comments(0)
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