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コメと小麦と給食と

NHK教育(「ETV特集」)で、農業問題を取り上げている。
1960年代後半からの「コメ余り」に対して、「減反」よりもまず、
学校給食の米飯化を推進すべきだったと、いつも思う。

 米国から輸入し続けた小麦で焼いたパンを平日の昼食(給食)
として食べさせられたことは、「餌付け」だったと回想する。

私の記憶では、通っていた中学校で、週に一度米飯給食が
提供されるようになったのが、1977年くらいか?
 数年後、『ビッグコミック』連載の「ゴルゴ13」(さいとう・たかを作)で、
「穀物戦争・蟷螂の斧」を読んだわたしは、お~っ!とうなった。

「穀物戦争 蟷螂の斧」は、日本の敏腕商社マン・藤堂が、
穀物メジャーと渡り合う物語。
 続編の「穀物戦争 蟷螂の斧 汚れた金」は、前作で苦汁をなめた藤堂のリターンマッチ。

 「汚れた金」は、呉智英氏が指摘する欠点もあるが、
藤堂と日系米国人ウノの造形が魅力的で、ついつい再読。

 単行本は、リイド社から出ている。
by kase551 | 2010-10-03 23:59 | 社会 | Trackback | Comments(0)


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