ニッカの
キングスランドを飲みながら、いろいろと考える。
美味いウイスキーやなぁ。
このずしっとした飲み応えが、「ニッカらしさ」やね。
これは「キングスランド」というウイスキーへの感想やけど・・・・
俺が『カッコーの巣の上で』に引き寄せられるのは、
入院者に「異常」というスティグマを押して、管理・統制しようとする
「婦長」(ルイーズフレッチャー)と同じことを、自分もやろうとしてるんと
ちゃうんかという思いを、ときどき抱くからやろな。
すなわち、「婦長」と同じく、「みなさんの意見は?」などという、
民主主義的パッケージを免罪符として、内実は「かせたに王国」
を造ろうという、「キングスランド構想」が、俺にもあるんとちゃうんかっちゅう、
自省やね。