なんだかんだと言いながら『朝日新聞』の購読を続けているのは、
いしいひさいちのマンガを毎朝読めるっちゅうこともあるんよね。
いしい氏のマンガを初めて目にしたのは、1970年代後半だった。
今は亡き『プレイガイドジャーナル』に連載していた「御漫画」を
目にして、いしいワールドに魅せられた。
そして、『バイトくん』(プレイガイドジャーナル社)を買って読み、
いしい氏の独特の視点に笑わせてもらい、感嘆するとともに、
「絵もうまいなぁ・・・」と思った。
『バイトくん』が出たのが1977年。
30年以上も第一線で活躍し続けてるんやねぇ・・・・
私が福岡で暮らし始めた年(2002年)に出た
『現代思想の遭難者たち』(講談社)は、『バイトくん』とともに、
座右の書である。
まさかジンメル(ドイツの社会学者)がマンガで読めるとは!
これを読んだときには、ホンマに感嘆・感動しましたね。
今日(30日)の連載マンガ「ののちゃん」の
一コマ目にも、うなりました。
このマンガにおける人気キャラ・藤原センセが
風邪で寝込んだまま、電話を取る場面です。
状況描写もさることながら、藤原センセが
なんとも色っぽい!
ほつれ髪・・・
これは切り抜いて保存しましょう。^^;
「ののちゃん」を切り抜くのは、2003年以来やね。
この作品もすごいよねぇ・・・・
つげ義春の愛読者である私は、「お~!!」と
声をあげながら切り抜きました。^^