朝鮮半島と中国大陸にほど近いこの福岡で、
日韓中の首脳会談が行われることは、福岡県民として
実に喜ばしい。
私の勤務先のすぐ近く(九州国立博物館)というのも、
うれしいねぇ。
残念なのは、ホスト国の日本側首脳が、麻生太郎であること。
朝鮮人労働者を酷使して財をなした麻生財閥の
御曹司である麻生太郎は、「創氏改名は朝鮮人が望んだ」
などと発言し、九州国立博物館の開館記念式典において、
「一文化、一文明、一民族、一言語」という表現を繰り返すような、
「ミゾーユーのアホボン」である。
「経営者出身」という点では共通しているが、
韓国のイミョンバク(李明博)大統領と麻生太郎は、大違いだ。
戦中の大阪で生まれたイミョンバクは、朝鮮半島に
もどってから、苦学の末、自分の実力のみで、同族主義が
強い韓国の財閥の中枢までのしあがった。
そして、政界に身を転じてからは、ソウル市長として、市の中心部を
流れるチョンゲチョン(清渓川)の復旧事業を成功させている。
この実績は、後世に残るだろう。
現在、李大統領も麻生首相も、国内での評価はボロボロだ。
しかし、イミョンバクには、過去の実績と高い評価があるが、
麻生太郎には、それはない。
麻生太郎が本当に「マンガ好き」ならば、すでに実施されている
「マンガサミット」(今年9月には、京都で第9回の「サミット」が開催された)
にも言及し、「若い人材への『励み』として、『アジアマンガコンテスト』のような
企画はいかがでしょうか?」くらいの提案はできるはずなのだが・・・
それを期待するのは、無理やけどね。
ほんまこいつは、奥行きのない、つまらんヤツやから・・・・