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新年ごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

 ほとんど「休眠ブログ」にもかかわらず、
毎日、何人かのお客様がここにいらっしゃってくださることに、
 深く感謝します。

 ありがとうございます。

 みなさまにとって、2023年が、良い年になることをお祈り申し上げます。


 ブログ主敬白

# by kase551 | 2023-01-01 22:17 | 季節 | Trackback | Comments(0)

良いお年をお迎えください

 「休眠状態」に近い拙ブログですが、
 
 それでも毎日、何人かのお客様がお越し下さることに、感謝を申し上げます。

 ありがとうございます。

 良いお年をお迎えください。

  
 ブログ主 敬白

# by kase551 | 2022-12-31 21:00 | 季節 | Trackback | Comments(0)

続  今年、「おっ!」と感じた酒②

 前の記事で、「ニッカ セッション」を紹介しました。

 北海道余市の「力強いモルト」
 東北宮城峡の「柔らかなモルト」
 そして、スコットランドの「華やかなモルト」 が織りなす「セッション」。

 このスコットランドモルトは、どこから来たのでしょうか?

 これは、「ベンネヴィス」という山のふもとにある蒸留所から
 来たと推測されます。

 ニッカウヰスキーは、1989年に、スコットランドの「ベンネヴィス蒸留所」を買収します。
 この蒸留所は、歴史の古い蒸留所ですが、長年「休眠状態」にありました。
 そこをニッカが買い取りました。

 地元の人たちの反発を恐れて、ニッカは当初、ダミー会社を設立して買収を行ったそうですが、
 日本のニッカが買収したことが明らかになっても、地元からの反発はなく、むしろ、
 「休眠状態」だった伝統ある蒸留所を稼働させたことに、歓迎の声があがったとのことです。
 https://www.nikka.com/80th/story/scotland/page4.html

 当時のニッカの経営トップは、創業者・竹鶴政孝氏の息子である、竹鶴威氏でした。
 
 竹鶴政孝氏が英国・スコットランドで、ウイスキーづくりを学んだのは、1918〜1920年。
 それから約70年後、彼の息子がスコットランドの蒸留所を買収することなど、
 竹鶴政孝氏は想像もしなかったでしょう。

 2022年現在、竹鶴政孝氏が設立した余市蒸留所と宮城峡蒸留所のモルトと、
 竹鶴威氏が買収したスコットランドの蒸留所のモルトが絶妙の「セッション」を
 かもしだし、元ニッカウヰスキー社員である私が、その「セッション」を楽しんでおります。

 竹鶴政孝氏は、1979年に他界されたので、1985年に入社した私は、お目にかかることは
 できませんでしたが、竹鶴威氏とは、新入社員研修の最終日に、お言葉を交わすことができました。
  
 慈愛に満ちた表情が、印象的な方でした。
 
 
 
 
  
 

# by kase551 | 2022-12-31 16:32 | | Trackback | Comments(0)

今年、「おっ!」と感じた酒②

 今年、「おっ!」と感じた酒の2番目は、「ニッカ セッション」です。

 北海道余市の「力強いモルト」
 東北宮城峡の「柔らかなモルト」
 そして、スコットランドの「華やかなモルト」 が織りなす「セッション」に、
「おっ!」と、声が出ました。

 ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴正孝氏は、サントリーの前身である
「寿屋」を退職して独立し、自分のウイスキーづくりの「理想の地」として、
北海道余市を選びました。
 
 英国スコットランドに似た自然環境、澄んだ空気、
 豊かな水と草炭(植物の泥炭:ウイスキーのスモーキーフレーバー【燻製のような香り】には、これが必須)・・・

 「寿屋」に入社した竹鶴氏は、社長の鳥井信治郎氏に、ウイスキー工場建設地として北海道を提案しましたが、
 「多くの人に見学に来てもらうには、北海道は遠すぎる」と鳥井氏が却下したため、「次善の候補地」として、
 大阪府の北部にある山崎を選んだそうです。

  このことからも、両者の価値観の違いがわかります。

  竹鶴氏は、ニッカウヰスキーの発展とともに、
「余市原酒とは違ったタイプの原酒を作れば、ニッカのウイスキーの味は、もっと深くなる」
と考えて、東北宮城峡に、第二の原酒工場を建設します。

  スモーキーフレーバ―の効いた、力強い余市モルトとは異なり、
  宮城峡モルトは、柔らかでありながら、深みのある味わいです。

  「剛」の余市モルトと「柔」の宮城峡モルトの「デュエット」に、
  スコットランドモルトが加わり、「セッション」が始まります。

  このスコットランドモルトは、軽快な、フルーティな味わいが魅力です。
  そう、「華やかなモルト」です。
   
  北海道余市の「力強いモルト」 東北宮城峡の「柔らかなモルト」

 そして、スコットランドの「華やかなモルト」が織りなす「セッション」が始まります。

  

  ストレートで口に含み、甘い香りと、柔らかな口当たりに微笑んでいると、

  スモーキーフレーバ―が鼻を刺激し、樽で熟成された「苦味の美味さ」が、舌をよろこばしてくれます。


  ホンマ、上手いし、美味い!


  ところで、この、「軽快な、フルーティな味わいが魅力のスコットランドモルトは」どこから来たのか?


  明日、勝手にほざきます。

  

# by kase551 | 2022-12-27 22:56 | | Trackback | Comments(0)

今年、「おっ!」と感じた酒①

 多くの方々に支えられて、なんとか今年も越せそうです。

 ありがとうございます。

 今年、「おっ!」と感じた酒を、今日と明日で紹介します。
 
 まずは、「ニッカ ジンスパイア」

 キャッチコピーは、「ウイスキーにインスパイアされたジン」

 ジンの原材料としては、小麦やジャガイモ、雑穀などがよく使われていますが、
「ニッカ ジンスパイア」は、これらに加えて、強いピート(いぶした香り)のある
大麦原酒(ヘビーピートモルト)を配合しているのが、大きな特長です。

 ヘビーピートモルトの香りは、力強く香ばしく、
従来のジンが持つ独特の「薬草香」(ハーブ香)と融合して、
絶妙の味わいです。

 一口飲んで、「おっ!」と、声がでました。

 ニッカならではの商品開発力です。

 

 

# by kase551 | 2022-12-26 21:32 | | Trackback | Comments(0)