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選挙雑感

 前原とか松原とか、たちの悪い連中も多い民主党の圧勝。
 
 私はいつも、自民・公明・民主には絶対に票を入れない
(小選挙区も比例も)ので、当然うれしくはない。

 しかし、前回(2005年)のような、どうしようもない絶望感はない。


 90%腐っている組織より、70%腐っている組織のほうが、まだましだ。
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by kase551 | 2009-08-31 21:15 | 社会 | Trackback | Comments(0)

人間

 人間は、「理」や「正論」では動かないということを、
あらためて実感する。

 小泉ジュニアと安倍晋三のダントツ当選。
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by kase551 | 2009-08-31 20:55 | 社会 | Trackback | Comments(0)

うしろめたい

 選挙のたびに、私はうしろめたい思いをする。
 
 拙著『コリアン三国誌』(新幹社)でも述べているが、福岡2区(中央区・城南区・南区)で生活する「福岡市民」であっても、
私には選挙権があり、友人のPさんとHさん(いずれも韓国籍)からは、選挙権が剥奪されている。

 永住資格を持つ外国籍市民と、一定期間定住する外国人には、参政権は「当然の人権」だと私は考える。
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by kase551 | 2009-08-30 22:07 | 「在日」 | Trackback | Comments(0)

「慰安婦」問題

 野田正彰『見得切り政治のあとに』(みすず書房)
は、野田氏が『信濃毎日新聞』に連載しているコラムを
まとめたものだ。
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 新聞コラムゆえ、簡潔で読みやすいが、内容は非常に濃い。

 「あとがき」で野田氏は、次のように述べている。

 「全国紙の一面下のコラムなどを見ると、主張があるわけでもないのに、
 担当者として書きこなしているにすぎない文章によく出会う(後略)」

  こう言い切れるだけのコラム集だと、私は思う。

  中国海南島や台湾における「慰安婦」被害者に関する
 記述が、特に印象に残る。

  特に海南島における日本軍による性暴力の悪質さには、
 殺意がこみあげる。

  絶対的な「よるべなさ」のなかで、毎日日本兵たちの
 性暴力にさらされ続けた女性たちとその家族たちの思いを、
 野田氏のコラムは伝えている。

  「一人ひとりを診察し、今も心身の症状に苦しむ老女の治療を
  する責任が、日本政府にあると私は思う」(133頁)

  同感。

  私は、「アジア女性基金」に貧者の一灯を託してはいるが、
 この問題については、日本政府による公的補償がなされるべきだと考えている。
    
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by kase551 | 2009-08-29 23:38 | 戦後処理 | Trackback | Comments(0)

こうの史代氏への違和感

  8月も終わりに近づく。

  こうの史代『夕凪の街 桜の国』
『この世界の片隅に(全三巻)』
(いずれも双葉社)を再読する。

 繊細で深い描写に感嘆しつつ
(作画においても、背景にスクリーントーンを使わず、
すべて、青木雄二氏のように手描き)、
どうしようもない違和感を、私はぬぐえない。


 戦時中の広島・呉を舞台にしていて、
なんで在日朝鮮人に関する描写がないんやろ?


 特に「夕凪の街」の主人公が暮らす
「スラム」には、多くの朝鮮人が彼女のそばに、
まちがいなくいたはずやのに・・・・


 中沢啓治氏の『はだしのゲン』には、
朝鮮人被爆者が、リアルに描かれていた。
  

 こうの氏の作品群は、傑作である。
 淡々と語りつつ、深く胸に迫る力は、この作家ならではのもの。

 それゆえ、私は恐れる。

 彼女の巧みな絵と語りが読み手に、
「原爆被害」「戦争被害」を、「日本人だけの被害」
として受け止めさせる後押しをするのではないかと。

 「『ヒロシマ』の被害者は、日本人だけだった」
 のような、イメージを植えつけるのではないかと。

 こうの氏の作品群における主人公が、いずれも
可憐な若い日本人女性であることも、「被害者としての日本」
のみをクローズアップさせるのではないだろうか。

 こうの氏に比べると、技術的にははるかに劣るが、
私は長崎被爆を描いた西岡由香氏の
『夏の残像』(凱風社)のほうを、若い人たちにはまず、勧めたい。
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by kase551 | 2009-08-28 23:59 | マンガ | Trackback(1) | Comments(23)

米原万里さん

 米原万里『打ちのめされるようなすごい本』(文春文庫)は、
彼女の最初で最後の読書日記&書評集だ。
 
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 取り上げられている本の幅広さと、
米原さんの読み込みの深さに感嘆する。

  米原さんの著作を、私は何冊も愛読している。
  いずれも付箋だらけになっている。^^;

  これらを読み返すたびに、稀有な才能と深い問題意識を持った
 彼女が50代なかばで世を去ったことが、残念でならない。

  
  ゆうてもしゃあないことやけど、米原万里・ナンシー関・青木雄二の3人は、
 ほんまに、私より早く死んでほしくなかったねぇ。
   
 
  
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by kase551 | 2009-08-27 23:59 | | Trackback | Comments(0)

 NHK教育テレビで、井上陽水特集を4夜連続で放映している。

 この人の作品もえぇ曲が多いけど、歌手としての声も、 
ほんまに素晴らしいんよね。

  井上陽水・忌野清志郎・桑田佳祐・木村充揮の声は、ホンマえぇ声。
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by kase551 | 2009-08-26 23:34 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

シンガポール「華僑虐殺」

志賀直哉の「シンガポール陥落」を再読した。
 たちの悪いコメントにお応えするため。
 そのコメントを紹介すると、次のようなもの。

「かせたに氏は志賀の『シンガポール陥落』はお読みになったことはあるのですか?
まさかお読みになっておらずに、このようなエントリーはされないですよね。
(しかし青空文庫には志賀の作品が無いですからね(笑))」

 私が「青空文庫」を紹介しているのは、拙ブログのお客様のため。

 「お前は『青空文庫』でしか文章を読んでいないだろう」
 という、信じがたいほど傲慢で無神経な物言いに、唖然とするのみ^^。

  アホか?
 
  ちなみに私は、「『小僧の神様』って、いやな小説やったなぁ」と
 思い出し、「でも、まずはちゃんと読み返してから」と思い、
 岩波文庫の『小僧の神様』を買って読み返しました。^^
   
 私は、櫻本富雄さんの『シンガポールは陥落せり』(青木書店)
を15年くらい前に入手し、同書に引用されている志賀の「シンガポール陥落」
全文を、何回も読み返している。
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 この「シンガポール陥落」に関する私の考えは、ここで改めて述べる必要が
ないが、今日『シンガポールは陥落せり』を再読し、「俺は、当時のシンガポールに
おける『華僑虐殺』について、どれだけ知ってるんか?」と、自問した。

 関連書籍を読んで、勉強せなあかんなぁ。
 
 アホを相手にしている暇はない。
 
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by kase551 | 2009-08-25 23:59 | 戦後処理 | Trackback | Comments(0)

醜態

  選挙の時期には、怪文書が拙宅の郵便物受けにも届く。
 
 「知ってドッキリ 民主党 これが本性だ!!」
 「民主党には秘密の計画がある!!」
 「民主党にだまされるな!」
 と印刷された怪文書が届く。
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  もぉ、またしょ~むないことを、アホどもが
 やっとるなぁ・・・・

  裏を見ると、「自民党」と記されている。
  えっ・・・

  これは逆効果とちゃうんかなぁ・・・
  断末魔の醜態。

 
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by kase551 | 2009-08-24 22:40 | 社会 | Trackback | Comments(2)

納涼企画

 今日は「処暑」。


 「納涼企画」として、8月に私が口ずさむ名曲8曲を紹介します。

 
1. 黒のクレール:大貫妙子

  ♪幾度夏がめぐり来ても
   あなたは帰らない

   いつか風にくちてしまう
   思い出も 港も
 
   走り去った時の中で
   夕映えが永遠をうつす♪
 

2.夏にご用心:桜田淳子

  ♪あぶない あぶない
   夏はほんとにご用心♪


3.八月の濡れた砂:石川セリ

  ♪あの夏の光と影は
   どこへ行ってしまったの♪


4.夏に恋する女たち:大貫妙子

  ♪短い愛のたわむれは
   鮮やかすぎて悲しい

   風のテラスで語り合った
   微笑は帰らない♪


5.ブルーズとお前に会った頃:豊田勇造

  ♪あの頃のこと 思い出す
   京都の夏 俺ははたち

   宝といえば ギターが一本
   気が狂うのを救ってくれた♪


6.君は天然色:大滝詠一

  ♪思い出は モノクローム
   色をつけてくれ♪


7.夏が来た!:キャンディーズ

  ♪波の上に からだ浮かべて
   おもいきり 背伸びして♪


8.甘い予感:アンルイス

  ♪夏が行くころに 恋も終わるって
   誰が決めた 悲しいこと
  
   私信じない♪
    

 
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by kase551 | 2009-08-23 02:11 | 音楽 | Trackback | Comments(0)