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辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』

  30年近く前の『ビッグコミック増刊』で、
 松本正彦の「劇画バカたち」という作品を目にした
 記憶がある。

 「劇画」というジャンルを切り拓いた松本氏や、
 辰巳ヨシヒロ、さいとうたかをたちの若き日々が
 描かれており、強烈な印象を受けた。

 「劇画バカたち」は、部数限定の単行本が
出版されたらしいが、現在、入手はきわめて困難である。

 このような現状であるため、辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』
(青林工藝社)が出版されたことは、喜ばしいかぎりだ。
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 日本の劇画史として貴重であるばかりでなく、
上村一夫の『関東平野』と同様に、日本の戦後史としても、そして、ひとりの少年・青年の青春譜としても、実に優れた作品だ。

 そして、昔の大阪の風景も、なんとも味わい深い。 

 下巻発売は12月末とのこと。
 あぁ、待ち遠しい!

 
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by kase551 | 2008-11-30 21:35 | マンガ | Trackback | Comments(0)

バイアスとバイラス

 「偏見」を意味する「バイアス」と、
「ウイルス」を意味する「バイラス」を、
ごっちゃにしてしまいましたね。
 下記の記事において・・・・・

  酒のせいではありません。

  私のアホさゆえ^^;・・・・
  恥の上塗り。

  まぁ、ごっちゃにしていても、ゆわんとするところは、
 伝わっているのではないでしょうか・・・・ 

「バイアスがかかる」と「バイラスにかかる(感染する)」という
 表現の田中、いえ、木村、いえいえ、近藤、ちゃいます、混同^^;も、
 我ながら興味深い。^^;
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by kase551 | 2008-11-29 03:07 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

砲丸少女に感謝

 大分県の近くまで出張してきた。

 体格の良い女子生徒がバーベルを手にする姿を見て、
思わず声を掛ける。

 私 「こんにちは。柔道部?」
 生徒「ちがいますよぉ^^;」
 私 「何部?」
 生徒「何部に見えますかぁ?」
 私 「ハンドボール? バスケット?」
 生徒(周りの生徒たちに)「何で陸上って言ってくれないんかなぁ・・・」
 私 「あぁ、陸上部・・・」

 砲丸投げか円盤投げかと思ったが、それを言うことはためらった。

 生徒「砲丸投げなんですよぉ!」
 私 「あぁ、そう・・・ 頑張ってね! ありがとう!!」

  私がためらったのは、ジェンダーバイアス(性差に関する偏見・予断・思い込み)ゆえ。

 「砲丸投げ?円盤投げ?」とたずねたら、彼女が傷つくのではないかという、
 気遣いを装った偏見(バイアス)・・・・
  
  傷つくわけないのにねぇ。
  アホです、私は。

  「柔道部?」とたずねた時点においては、私は偏見(バイアス)を抱いていなかったと思う。
  私自身が柔道経験者でもあり、五輪メダリストの谷本選手や塚田選手などの
 「体格の良い女性柔道家」に親近感を感じているから。

  しかし彼女が陸上部であることを知ってから、私に変化が訪れた。

  それは、「女性の陸上競技においては、スリムなスプリンターやジャンパーがメジャー」
 という、愚かな思い込みゆえ。
  「砲丸投げや円盤投げをやってる女子生徒たちは、その競技を愛しながらも、
 『がっちり体型』へのコンプレックスがあるんとちゃうんかなぁ・・」などという、
 実に失礼な思い込みゆえ。

  男子生徒だったなら、私はためらわず、「砲丸投げ? 円盤投げ? 槍投げ?」
 とたずねていたはずだ。  
  「えぇ身体しとるから、砲丸投げか円盤投げ、槍投げとちゃうか?」というように・・・・


  う~ん、俺もまだまだやねぇ・・・・  


  満面の笑顔で「砲丸投げなんですよぉ!」と答えてくれた女子生徒に、
 えぇ勉強をさせてもらいました。

  ホンマ感謝やね。
   
  高校名と陸上部ということは分かっているので、以上のような、
 オッサンのごちゃごちゃしたつぶやきは略して、
 「あの時は、相手してくれてありがとう! 福岡まで砲丸を飛ばしてください!!」
 と、手紙を書こうと思う。
   
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by kase551 | 2008-11-28 23:04 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

人間性

  私の今年の医療費支出は、昨年同様、ゼロになる見通しだ。
 一昨年も、その前の年もゼロ。
 4年前には、虫歯の治療のため、数千円かかったが・・・

 これを健康保険料の「払い損」などとは、私は考えたこともない。

 また、私が支払った税金のいくらかが、医療関係費にまわされことに、
何の不満も感じない。
 防衛費にまわされることには、疑問を感じ続けているが・・・・
 

 「何で私が払うんだ」という麻生発言に、
「はぁ~、こういう考え方をする人もいるんやなぁ・・・」と、正直驚いている。

 なんと情けない、いじましい考え方なんやろぉ・・・・
 こういうヤツだとは思っていたが、ここまで下劣な品性を露にされると、
何か悲しくなってくる。

 「ホテルのバーは安い」などとのたまう御仁だけに、その心根の貧しさが、
 一層哀れだ。


 「生きている限り 受けた恩をつないでいきたい」と語っていた
 山田泉さんと麻生太郎。

  同じ人間でありながら、この差。  
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by kase551 | 2008-11-27 21:56 | 雑感 | Trackback | Comments(2)

期限延長

 先日拙ブログでも紹介したフィリピン人一家の国外退去期限、が、来年1 月14日に延長された。

 特別在留許可に関する決定は、年明けになりそうだ。

 許可が下りることを、心から願う。 
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by kase551 | 2008-11-27 21:04 | 社会 | Trackback | Comments(0)

犬に関する雑感

  小学生のころ、家で飼っていた犬が死んだとき、
 私は泣きながら、栗の木の根元を兄たちと共に掘って、
 彼女(雌犬だった)を埋めた。

   形見の毛は、押入れの箱の中に、今もある。

   韓国と中国で生活していたころ、犬肉料理店で友人たちと
 舌鼓をうちながら一杯やるのが、大きな楽しみだった。

   特に、中国・延辺での犬肉の味は、 「あぁ、また食べたい!」と、
  ときどき恋しくなる。   

   福岡に犬肉料理店ができれば、私は絶対に行くだろう。

   昔も今も、私は「愛犬家」である。    
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by kase551 | 2008-11-26 23:14 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

人と愛

 昨日紹介した朴慶南さんの「サラムとサラン」は、
朝鮮語で「人と愛」を意味する。

 発音も表記も似ているこのことばのハングル表記における
相違点は、「□」と「○」の違いのみ。

 サラムの「□」を「○」に変えれば、サランすなわち愛になる。
 そして、「□」の発音においては、口(くち)は閉ざされているが、
「○」の発音は、口を開かなければ不可能だ。

 「人」の角が取れて、丸くなれば「愛」になる。
 閉ざしていた口を開いて、「人」は「愛」になる。
 
 
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by kase551 | 2008-11-25 22:49 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

朴慶南『サラムとサラン』

 朴慶南(パクキョンナム)さんの新刊『サラムとサラン』を買う。
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 朝鮮語で、サラムは人、サランは愛を意味する。

 朴さんのエッセイには、彼女の奥深い人間性と
人への愛があふれている。

 目次に目を通しながら、「いのちの授業」という見出しに
「あっ」と思い、一番に読む。
 あぁ、朴さんは、山田泉さんとも交流があったんやねぇ・・・・

  「命さえ忘れなきゃ」と語る朴さんと、「いのちの授業」を続けてきた山田さんの
 思いは、つながってたんやねぇ・・・・・
 
 
  大切な人への思い、わかりあいたいと願う思い、日々のなかでの思い、
 自分の可能性を信じる思い、平和を求める思い、命と向き合う思い・・・・
 それぞれの思いがつながっていくとき、自分を変える、社会を変える一歩が
 きっと生まれるのだと思います(213頁)。 
 
  この「あとがき」の意味をかみしめながら、朴さんや山田さんには及ばずながらも、
 俺も思いをつなげていこうと思う。
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by kase551 | 2008-11-24 21:53 | | Trackback | Comments(0)

同い年

 連続殺傷事件の犯人として出頭した彼と、
 このすばらしいウイスキーと、
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 それを飲んでいる私は、
 同じ46歳。
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by kase551 | 2008-11-23 23:59 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

特別在留許可を願う

 中学一年生のフィリピン人生徒が、国外退去処分を受け、その期限が来週木曜日(27日))に迫っている。
 生徒の名前はのり子さん。
 両親は16年くらい前にフィリピンから来日し、彼女が生まれた。
 約二年前、両親が他人名義の旅券で入国していたことが明らかになり、入国管理法違反容疑で有罪となった両親は、国外退去を命じられた。退去処分取り消しの訴訟でも敗訴した両親は、のり子ちゃんを連れてフィリピンに帰らなければならない状況である。

 報道などによると、一家の特別在留許可を求める署名活動に、のり子さんの同級生や、地域の大人たちも積極的に参加しているとのことだ。
 両親が来日して、すでに16年。のり子さんは家では日本語のみを使い、父親は工事現場などで懸命に働いているという。

 この状況を考えると、何とか特別在留許可を出してもらいたいと、私は思う。

 拙ブログのお客様で、もし私と同じ考えの方がいらっしゃれば、このサイト
をご覧になり、署名にご参加いただければありがたく存じます。
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by kase551 | 2008-11-22 18:50 | 社会 | Trackback | Comments(0)