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嫌な予感

 最近の学校関連ニュースは、「いじめ自殺」「必修はずし」
一色という感じです。
 
先週も書きましたが、どうもこの一連のニュースが、「教育改革」と結び付けられるような気がしてなりません。

 「各学校や、教育委員会には任せられない。文科省が強力な指導力を
発揮するべきだ」との世論に乗り、各地方自治体の教育委員会は、
文科省の意向を伝えるだけの機関となり、中央(文科省)の意向に
沿わぬ教員は排除され・・・

 そして、「必修科目の見直し」の流れの中で、「修身教育」
「愛国心教育」「ボランティア」が「必修」として盛り込まれ・・・・

 防衛庁が「国際貢献省」となり、海外派兵が恒久化され、
「ニート対策」としての「志願兵」制度が新設され・・・・
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by kase551 | 2006-10-31 21:29 | 社会 | Trackback | Comments(0)

スイープトウショウ敗れる

  久しぶりに馬券を買いました。

  骨折から復帰した女王様・スイープトウショウ
GⅠ戦ですので、買わないわけにはいきません。

 3週間前の復帰レース(GⅡ)を制したこともあり、
一番人気でしたね。

 同じ枠(4枠)には地方競馬(北海道)出身のコスモバルク
がおり、もしもコスモが入賞すれば、北海道は一層
盛り上がっていたでしょう・・・・。

 
 スイープの単勝と、ダイワジャー(3番人気)の
複勝、そして、4-7(ダイワメジャーは7枠)の枠連を
買いましたが、結果はダイワメジャーの快勝で、
スイープは5着でした。
 得意技の追撃が及ばず・・・・・
 
 コスモバルクは4位でした。惜しかったですね。

 単勝はずれ、複勝的中、枠連はずれでした。

 でも、元気に疾走する女王様の姿を見られたのはよかったです。

 年末の有馬記念も楽しみです。
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by kase551 | 2006-10-29 22:48 | スポーツ | Trackback(1) | Comments(0)

カージナルスからの連想

 米国球界では、カージナルスが頂点に立ちました。

 田口選手、いい仕事をしていますね。
 素晴らしい・・・・
 これぞプロという仕事ぶりです。
 

 カージナルスと言えば、いつも連想するのが、
アームストロング・オズマ選手です。

 梶原一騎原作・川崎のぼる作画の『巨人の星』
に登場する強打者です。

 カージナルス球団の、「完璧な野球選手を養成する」
という方針により、孤児院から引き取られ、「野球ロボット」
として育成されたオズマは、日米親善野球で星飛雄馬と
対戦します。

 この対戦をきっかけに、オズマは中日ドラゴンズに
移籍し、飛雄馬の父・星一徹の指導の下、「大リーグボール1号」
を打ち砕く刺客としての役割を、また、再起した飛雄馬の「大リーグボール2号」
によって極度のスランプに落ち込むという役割を演じます。

 そして彼は、飛雄馬が一徹によって作られた
「野球人形」であると指摘し、飛雄馬が女性との交際を
始め、一徹からの精神的ひとりだちへと向かう重要な
契機をつくったといえます。

 中日との契約が終了し、米国に帰るオズマが、
羽田空港に見送りに来た飛雄馬に手を振り、
「君との対戦を通して、自分は野球ロボットでは
なくなった(人間として成長できた)」という内容の
別れのことばを告げ、タラップを上りながら涙ぐむ
場面は、感動的でした。

 テレビアニメでは、帰国したオズマはベトナム戦争に
徴兵され、戦場で銃弾を受け、帰還後、その傷によって
死ぬという設定でした。
 あのアニメは、原作にはなかった物語を大いに盛り込んだ、
意欲作でした。
 日本シリーズにおける某主審の名審判ぶり(実話です)を
取り上げるなど、製作者の野球に対する愛情が伝わってくる
名作でした。

 しかし私も、よく憶えていますね。細部に至るまで・・・

 大事なことはすぐ忘れるくせに・・・・・
  
 それはさておき、『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』
『キックの鬼』『空手バカ一代』『愛と誠』など、私と同年輩(40代中盤)
の人間(特に男)で、梶原一騎原作のマンガを読んでいなかった人は、
少ないのではないでしょうか?

 ハイジャックした航空機でピョンヤンに渡り、「われわれはあしたのジョーだ」
などとほざいたアホども(卑怯者でもあります)は、心底嫌悪しますが、
私の精神形成に、『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』
『空手バカ一代(つのだじろう作画まで)』は、大きな影響を与えています。
 特に、『巨人の星』と『あしたのジョー』は、ときどき再読しております。  


 梶原一騎が「狂い」始めたのは、『愛と誠』あたりからかもしれません。

 『カラテ地獄変』は、ページを開いたことを後悔しました・・・・・
 この作品は、『キックの鬼』と同じコンビ(作画:中条けんたろう=中条健)
ですが、中条氏が、「殺伐とした画を描くのがイヤになって」逃げたことが
理解できます。

 この中条氏のエピソードを私は、斎藤貴男さんの『梶原一騎伝』で知りました。
 斎藤さんの作品には、いいものが多いですね。
 斎藤貴男と斎藤美奈子。この両サイト、いえ、両斎藤の書くものからは、
教わることが多いです。
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by kase551 | 2006-10-28 23:59 | マンガ | Trackback(1) | Comments(0)

100年は短い

 オールドパーというスコッチには、150年以上生きたという
おじいさんの顔が描かれています。

 まあこれは伝説としても、90歳を超えて矍鑠(かくしゃく)
と日々を送っている方々は、決して少なくありません。
 考えてみれば、100年、200年という年月は、それほど
長いものではないんですよねぇ・・・・

 明治維新は1868年。
 今からわずか約140年前の出来事です。
 
 ここから日本の近代化が始まりました。
 アジアの国でありながら、「アジアを歩く」「アジアとの関係」
などという物言いに違和感を感じないという感覚は、
ここから始まり、今に至っていると、私は考えます。


 毎年、若い人たちに、明治以降の日本社会の変化について
簡単に説明し、朝鮮半島との関係についても概観するのですが、
「初めて聞いた話です」という感想カードを書く人が、多いですねぇ・・・。
 話しながらの感触では、ほとんどの人にとって、「初めて聞く話」
のようです。

 
 セコセコした「自分さがし」よりも、現在の私たちが生きている
社会のなりたちを知ることが、ほんまの「自分さがし」やねんけどなぁ・・・・
などと言えるのは、人生の折り返しを越えたからかも知れません。 


 宮崎学さんの『突破者』を再読し、「さあ、人生の復路をどう走るか?
(歩くか?)(這うか?)」と、いろいろと考えております。
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by kase551 | 2006-10-27 22:02 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

名レスラー・大木金太郎死去

 強烈な頭突き(パッチギ!)を得意技に、
日韓のプロレス界で大活躍した大木金太郎
(金一〔キム イル〕)氏が亡くなりました。
 77歳でした。

 今年3月には、師匠であり「同胞」である
力道山を扱った映画の日本公開にともない、
墓参のために来日していたのですが・・・

 大木選手がアントニオ猪木選手に幾度となく
頭突きを見舞ったあと、血まみれの猪木が
逆襲するという、「新日本プロレスのパターン」
が、印象に残ります。


 考えてみれば日本のプロレスは、在日コリアンである
力道山が立ち上げ、その下で、彼を慕って密航してきた
大木金太郎、ブラジル移民の「逆移民」であるアントニオ猪木、
野球界から「使えない」と烙印を押された大男・馬場正平
(ジャイアント馬場)がしのぎをけずるという形で発展してきたんですよねぇ・・・・・
 マイノリティ、異形の者が、日本のプロレスを作ってきたのです。
 
 そして、長州力、前田日明・・・・・・・
 
 在日コリアンの存在がなければ、日本のプロレスは成り立ってこなかったわけです。
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by kase551 | 2006-10-26 23:20 | 「在日」 | Trackback(1) | Comments(0)

ひちょりがつかんだウイニングボール

 日本シリーズ前に注目していてよかったと思います。

 日本ハムの森本稀哲(もりもと ひちょり)選手の活躍は、
すばらしかったですね。

 今シリーズにおいて、彼の積極的な打撃と
果敢な走塁は、プレーオフのとき以上に光っていました。 
 頭と同様に・・・・

 今日の試合では、打撃・走塁の力量を示せませんでしたが、
ウイニングボールを捕球し、新庄選手と抱きあったのは、
名場面でしたね。

 プロ8年目でレギュラーに定着したそうですが、
「パリーグの顔」になれる逸材だと思います。 
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by kase551 | 2006-10-26 22:45 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

杞憂ならば良いのですが・・・

 中学校での「いじめ自殺」
 高校での「必修はずし」

 これらを、「教育基本法」改悪の口実にするつもりでしょうね・・・・

 「『教育現場の自主性』には期待できない。
 文部科学省の強力な指導のもとに、美しい日本を
 つくるための教育改革を・・・」 などと・・・・・


 そして、文科省の指導に従わない「不適格教師」を現場から
追い出し、「愛国心教育」を徹底させる・・・・・


 これが杞憂なら良いのですが・・・・ 
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by kase551 | 2006-10-26 21:57 | 社会 | Trackback | Comments(1)

無知の罪

 『西日本新聞』への投書は、ボツになりました。

 「もし採用された際には、『朝鮮民主主義人民共和国』
を『北朝鮮』と変えないで下さい」と、太字で注意書きを
添えたのが、編集部のお気に沿わなかったのかもしれません。

 今週、若い人たちを相手に、話しました。
 「『制裁、制裁』とあおられて、誰が一番被害を被ってるんやろねぇ?」と。

 筋道立てて説明されれば、理解できる人は確実に存在します。

 
 自分が「わかっている人間」と、うぬぼれるつもりはありませんが、
素直な人間的資質を持ちながら、歴史・現状にあまりにも無知なため、
意図せずに人の足を踏んでしまっている人が、多いように思えます。

 無知は罪になることもあります。
 
 自戒を込めて・・・・  
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by kase551 | 2006-10-25 22:56 | 「在日」 | Trackback | Comments(0)

「生徒思いの高校」「仁義なき生徒たち」

 富山の某県立高校で、学習指導要領で「必修科目」
と定められている世界史を、3年生全員が履修して
いなかったそうですね。

 これは、「受験に必要ない授業は受けたくない」
という生徒たちからの「要望」に、高校側が応えての
ことだったとのことです。
 「生徒思い」の高校ですねぇ・・・・ 仰げば尊しわが師の恩・・・・


 おそらく高校側としては、書類上は全員が履修したことにして、
卒業させるつもりだったのでしょうが、どこからか(ライバル校から?)
の告発で、明るみに出てしまったのでしょうね。


 私が高校生のときも、「世界史は受験に関係ない」と考えて、
世界史の授業時間に、いわゆる「内職」をしている生徒が、
何人かいました。
 そのようなクラスメートたちを私は、「つまらん連中やなぁ・・・」
と、内心軽蔑していました。

 なぜなら、当時の世界史担当教師は、博識で、授業の
進め方も上手かったからです。

 目先の受験科目しか見えず、せっかくの「名演」を楽しめない、
見る目のない、セコセコした連中・・・・
 猫に小判やなぁ・・・・

 また、おざなりに、一方的に進める授業(大学には、このような
授業をする教師がかなりいますね)ではない、よく練られた
一流の授業をしている先生に対しても、失礼ですよね。
 
 私は決して優等生ではありませんでしたが、「内職」だけは
一回もしたことがありません。

いかなる授業においても・・・・

 それは最低の「仁義」でしょう・・・・ 
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by kase551 | 2006-10-24 22:14 | 社会 | Trackback | Comments(2)

元大統領・元中学校教師の死

 韓国の崔圭夏(チェ ギュハ)元大統領が
昨日〔22日〕死去しました。87歳でした。

 1961年のクーデターで政権を奪取し、
軍事独裁政権を維持してきた朴正煕
(パク チョンヒ)大統領が側近に暗殺された
のが、1979年10月。

 当時首相だった崔氏は、12月の間接選挙で
大統領に選出されますが、その直後、保安司令官
・全斗煥(チョン ドゥファン)たちが起こしたクーデター
(12・12事件)により、実権を失います。

 全斗煥は、翌年(80年)5月には、民主化を
求める市民を強硬に武力鎮圧し(光州事件)、
崔氏を追い落とす形で、大統領の椅子に座ります。

 当時のいきさつについて、崔圭夏氏は硬く口を
閉ざしたまま、この世を去りました。
 

 崔氏に関しては、もう一つ、マスコミでは触れられていない
「過去」があります。

 植民地時代、東京で留学生活を送った彼は、朝鮮に
戻り、大邱(テグ)の日本人中学校で教鞭を取ります。
 崔氏は日本名を使い、「日本人教師」として生徒たちに
接しますが、彼の本名を知った生徒たちの悪意に満ちた
「いたずら」に、深く傷つけられ、「満州」に去っていきます。
 
 この「事件」を、作家の故小林勝(こばやしまさる)が、
「日本人中学校」という作品で描いています。
 小林氏の兄が、その「事件」の目撃者だったそうです。

 朝鮮で少年時代を送った小林勝は、「懐かしいと言ってはならぬ」
という姿勢を貫き、自己省察に基づく作品を残して世を去りました。
 
 彼の作品に出会えてよかったと思います。  
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by kase551 | 2006-10-23 23:05 | 韓国・朝鮮 | Trackback | Comments(2)