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「日本の夏の魅力」

 今偶然テレビをつけたら、NHKの「プロフェッショナル」
という番組の冒頭で、住吉美紀アナウンサーが浴衣を着て、
次のようなことを話していました。
 (録画しなかったので、語句の詳細は、正確な再現ではありません)

 「こうして、浴衣を着て花火を見ると、日本人に生まれてよかったなぁと
 思いません?」

  即座に消しました。
  
  「日本の夏っていいと思いません?」と言えば済むところを、
 なぜ「日本人に生まれて・・・・」なんでしょうねぇ?

  この住吉さんに関しては、以前から「軽薄やなぁ~」と感じることが
 ありましたが・・・・・

  日本人として生まれなくとも、浴衣を着て花火を見て楽しんでいる
 外国人は、いくらでもいるんやけどねぇ・・・
  日本人であろうとなかろうと、日本の夏の魅力をわかる人は
 わかるんですけどねぇ・・・  


  これは、マンガ『美味しんぼ』(雁屋哲原作)にも共通しますね。
  あのマンガにも、次のようなセリフが満載です。
  
  「よくぞ日本人に生まれけり!」
  
   あほちゃうか?
  

   そういえば、『美味しんぼ』には、在日コリアンの若い客に、
  料理屋の店主が次のようにたずねる場面もありました。

   「わさびでよろしいんでしょうか? こちら生まれですから・・・」


  ソレハ キクバリデハ アリマセン
 

   名店「岡星」の店主に、アホなことを言わせんといてよ、雁屋さん・・・・
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by kase551 | 2006-08-31 22:22 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

姜尚中さんと最低の都知事

 2016年のオリンピック招致候補地に、東京が決まりました。
選定委員による投票結果は、東京33、福岡22でした。 

 福岡市民の私は、
「借金を抱えて、なんで無理するんや?
ゼネコンにカネを回すためちゃうんか?
地下鉄七隈線も大失敗してるのに・・・」
 と、福岡招致に反対だったため、ほっとしました。

 かなり前の新聞で、姜尚中(カン サンジュン)さんが
福岡招致を支持する熱弁をふるっていました。
 「どうしたの、姜さん?」と、失望しましたね。

 福岡オリンピック開催は、たしかに、姜さんの東アジア連帯構想
には、一部重なります。
 それについては否定はしませんが・・・・・
 
 開催後の財政問題・施設維持問題などについての視点が
皆無で、「ちょっとこれはねぇ・・・」という感じでした。

 オリンピックよりも、まずは福岡・釜山・ソウル・延吉・
平壌(ピョンヤン)・大連・青島・北京・上海・広州・福州・
香港・高雄・台北・那覇・福岡という、東アジア都市の
共同イベントを実現させたいですね。
福岡の可能性

 まあともかく、福岡が選ばれなかったのはよかったです。

 東京でやりたいなら「どうぞご自由に」という気持ちですが、
あの都知事の発言には、いつもながら、あきれるばかりです。

姜尚中氏の福岡応援に石原知事反発 「怪しげな外国人」

 「怪しげな外国人」「生意気だ、あいつは」とは・・・・・ 
 相も変らぬ排外意識と下品な発言・・・・・

 こんな知事を次も選ぶようなら、東京都民の民度が疑われるのでは
ないでしょうか・・・ 
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by kase551 | 2006-08-31 14:52 | 「在日」 | Trackback | Comments(0)

お礼

 今回の研修旅行のホテル・乗車券手配において、
旅行会社(HIS:エイチアイエス)の担当者Hさんに、
大変お世話になりました。
 二度ほど、人員の増員・キャンセルがあったため・・・・

 本日、お礼のメールを送ったところ、次のような
返信がきました。

(無断引用開始)
 おかえりなさいませ。
メールを頂きまして有難うございました。
無事に研修が終わったようで、よかったです。

また、旅行から帰ってこられてこのようなメールを頂くことも
ほとんどない為、大変うれしかったです。有難うございました。

今後とも宜しくお願い申し上げます。
失礼いたします。
(無断引用終了)

 「旅行から帰ってこられてこのようなメールを頂くこともほとんどない為」
というHさんのことばに、ハッとしました。
 
 個人単位では、韓国・大阪往復チケットを、旅行会社を通して
これまで数え切れぬほど購入してきましたが、無事に帰ってきてから、
担当者にあいさつをしたことはなかったですね。

 今後は、「○○さんのおかげで、無事行って来ました」と、メールか
電話で、「事後報告」をしようと思います。

 色々な意味で、ほんまに勉強になった旅行でした。
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by kase551 | 2006-08-29 23:02 | 社会 | Trackback | Comments(0)

大阪研修旅行

一泊二日の大阪研修旅行から帰ってきました。
「ウリ・サフェ(『在日』の人権と生活を 共に創造する会)」という団体の研修旅行です。 

 「大阪人権博物館(リバティおおさか)」見学、
 「トッカビ子ども会」との交流会、
 鶴橋~猪飼野コリアタウン見学という、充実した内容でした。

 「リバティおおさか」では、アイヌ民族である
宇梶静江さん(俳優・宇梶剛士氏の母でもあります)の「語り」を拝聴し、
アイヌ文化の一端に触れることができ、明治政府以来の、
日本という国・社会の問題点を、改めて実感しました。

 日本の部落差別に対する宇梶さんのコメントが、すばらしかったですね。
 
 「獣の皮を剥いで加工する人を差別するって、ほんと和人(日本人)って
変だと思ったよねぇ。アイヌだったら、『こんなすごい技術持ってるのか!』って
尊敬するんだけどねぇ・・・・」

 「語り」の後、展示されているアイヌの伝統家屋や生活文化調度についても
説明していただきました。

 この施設は、展示物も充実しており、改めて一日かけて、
じっくり見学すべきところだと思いました。


 鶴橋~コリアタウンは、私には以前から、ある程度なじみある地域でしたが、
案内をしてくださった、鄭良ニ(チョン ヤンイ)さんとお会いできたのがうれしかったです。

 鄭さんについては、雑誌などで「日本籍コリアンとして生きる」姿を拝見していたの
ですが、実際にお目にかかり、短い時間でしたがお話できて幸いでした。 

 そして、コリアタウン近辺の「御幸森神社」の由来を、
恥ずかしながら、初めて知りました。

 百済系渡来人たちの現状を視察するために、仁徳天皇が
出向いた際に休息した森だから、「御幸森」と名づけられたとのことです。
 
明仁天皇の「ゆかり発言(桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫
だったという指摘)」などからも、天皇家と朝鮮半島の深いつながりを
感じますね。

 そして博多に帰る新幹線で、隣席のKさんと雑談しながらも
「あっ!」と思いました。

 部落問題に長年取り組んできたKさんは、次のように語りました。
「あの明治新政府が、西南戦争後、経済政策を新たにしたんですね。
『松方デフレ』っちゅうやつです。緊縮財政で、不景気が続くわけですね。
獣を扱う、いわゆる『賎業』を一旦は離れた人たちが、このデフレの影響で、
日ゼニを稼げる皮革加工とか日雇いの仕事にまた流れ、これが差別を
再生産・強化したんですね・・・」

 実に学ぶべきことが多い旅行でした。      
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by kase551 | 2006-08-28 10:41 | 「在日」 | Trackback | Comments(0)

『坊ちゃんの時代』

 今年は、夏目漱石の『坊ちゃん』100周年とのことです。

 読み返すたびに、色々なことを考えさせてくれる作品です。
 私が『坊ちゃん』の魅力を感じ始めるようになったのは、
この作品の結びを井上ひさしさんが賞賛している文章を目にして
からのように思えます。

 それまで、「単純な青春小説」「勧善懲悪」と思っていた
この小説に、「清(主人公をしたう下女)と主人公のラブストーリー」という
側面があることに気づかされました。
 これは井上さんのおかげです。

 そして関川夏央・谷口ジロー両氏による『坊ちゃんの時代』(双葉社) 
は、「こういう解釈ができるのか!」という衝撃を与えてくれました。

 夏目漱石と、彼を取り巻く人たち(実在の人物と虚構の人物が混在します)
を通して、日本が急速な近代化・似非西洋化をめざした明治という時代を
描いたこの作品は、『坊ちゃん』を「近代と前近代の対立」という構図でとらえ、
「しかし それでも坊ちゃんは勝てんのだ」というセリフを漱石自身に語らせ
ています。
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(222頁)

 「赤シャツと野だいこは中学校を すなわち日本そのものを  
 牛耳りつづけるだろう」(238頁)という指摘は、まさに慧眼ですね。

 考えてみれば、「清」は、明治維新で実家が没落したために下女になった
という過去を持ち、「山嵐」は「官軍」に滅ぼされた会津の出身です
(余談ですが、平田弘史さんが描いた白虎隊の話は傑作です)。

 そして、「東の京」になったことを誇るよりも、「江戸っ子」であることを自分の
よりどころにする「坊ちゃん」・・・・


 「単純な青春小説」「勧善懲悪」などでは、決してありませんねぇ・・・・
 

  だから『坊ちゃん』はいつも私の手元にある。 
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by kase551 | 2006-08-25 22:24 | マンガ | Trackback | Comments(0)

坂口尚

 坂口尚さんのマンガが好きです。
 
 『魚の少年』『ウルフガイ(原作:平井和正)』
『あっかんべー一休』など、多くの傑作を残し、
また、アニメーターとしても抜群の実績を残し、
49歳の若さで亡くなった作家です。

 私が特に好きなのが、『石の花』と『12色物語』です。

 セルビア、クロアチア、ボスニアなど、旧ユーゴスラビア
の現代史を、前者は活写しています。

 現実への嫌悪・絶望を抱きながらも、未来への希望を
捨てないという描写がいいんですね。
 主人公の少年の成長過程を読者が同時に体験するという
妙味もあります。

 後者は、12の色をモチーフに、さまざまな国・地方の
人間模様を描いた連作です。
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 作品ごとに味わいは、当然違いますが、共通するのは、
「生きる」ということを、真摯に考えているという点ですね。
 
 たしか大学2年くらいのとき、偶然立ち読みした
『コミックトム』に掲載されていた下のコマを見て、
「なんや、この画の上手さは!!」と思ったのが、坂口作品を
読み始めたきっかけでした。
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(上巻 150-151頁) 

 これは、「万年筆」という作品の一部分です。
 妻子を捨てた父を憎む一方で、その父からもらった万年筆
のインクとボルガ川の流れを重ね合わせてたたずむ少年の
姿は、「マンガって、こんな表現ができるんか!!」と、私に
大きな驚きを与えてくれました。
 
 ほんまに、惜しい人を失ったと思います。

 坂口尚さんと、ナンシー関さんと、米原万里さんだけは、
私より長生きしてほしかった・・・・
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by kase551 | 2006-08-24 23:48 | マンガ | Trackback | Comments(2)

心配

 炎天下の中、何百回(地区予選から数えれば何千回?)も
全力で腕を振り続けた少年たちの肩・腕・手首は、どうなっているのでしょうか?

 個人差はあるでしょうが、血行障害や骨の異常など、
相当なダメージを受けているケースも、結構あるのではないでしょうか?

 「鉄腕」や、「ハンカチ王子」などとはしゃぐ大人たち・・・・・

 新しい「商品」としか見ていないんですねぇ・・・・
 「使い捨て」の・・・

 
 『朝日新聞』への不信感は、増すばかり・・・・
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by kase551 | 2006-08-22 22:38 | スポーツ | Trackback | Comments(2)

続 インタビュー 

 秋ごろから、まとまったインタビューをしようと
考えておりますが、一昨日と同様に、「これはするまい」
と考えている質問があります。

 「やっぱり~ですか?」
 
 このことばをつかうインタビュアーって、結構多いんですね。
 
 サービス精神に富んだ人や、気配りしすぎる心優しい人ならば、
「このアホインタビュアーに調子を合わせてあげよう」という気持ちが働いて、
「えぇ、そうですねぇ・・・」と答えてしまうことがあるんですよねぇ・・・

 誘導尋問は、いけません。  
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by kase551 | 2006-08-20 22:23 | 社会 | Trackback | Comments(0)

インタビュー

 これまで、初対面の人などにインタビューをした経験が
何回かありますが、「これは絶対にしないだろうなぁ」という
質問があります。

 「○○さんにとって、△△ってどういう存在ですか?」という問いかけです。

 最悪の愚問ですね。

 かつてイラストレーターの山藤章二さんが、どこかで述べていたことを
思い出しました。

 「あなたにとって、テレビって何ですか?」
 「私にとっても、あなたにとっても、テレビはテレビです」
 という内容です。
 全面同感・・・。

  私が○○さんにインタビューするならば、△△に関する 
 話題をできるだけふくらませて会話をしながら、
 「○○さんにとっての△△ってなんだろう?」と想像しますね。
  「聞き取り」は、相手との相互作用であり、まず必要なのは、
 聞き手の想像力でしょう。

  自分の頭を使わんと、相手から「正答」を得ようとするのは、
 ほんま、あつかましいですねぇ・・・・
  インタビューする資格なし。

  インタビュアー 「かせたにさんにとって、○○って、どういう存在ですか?」
  かせたに 「そうやねぇ・・・ 今、私にとって、あんたは最悪のインタビュアーっちゅう
         存在やね」     
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by kase551 | 2006-08-18 23:05 | 社会 | Trackback | Comments(0)

最悪の首相とボケ国民

 生存者を「英霊」として勝手に祀りあげ(「ずさんな戦後処理」)、
 「国を愛し」ながら無念の死を遂げた会津藩士や西郷隆盛などを「逆賊」として
排除しているだけでなく、
 第二次大戦における戦没者遺族の意思を無視して
一方的な合祀を続けるなど(「合祀取り消し訴訟」)、
 靖国神社という神社は、かなり問題のある宗教施設だといえます。

 その宗教施設に日本国首相が参拝を続けることは、誰が見ても
憲法20条(国およびその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的
活動もしてはならない)に違反するだけでなく、さまざまな問題を
はらんだ神社へのえこひいきという、二重の罪を犯していることになりますよねぇ・・・・

 昨日(8月15日)の『西日本新聞』夕刊で、作家の山中恒さんは、
「憲法に違反することは明白だ」と、的確にコメントしていましたが、
『朝日新聞』夕刊にコメントを寄せた「識者」4人は、
このことにまったく触れていませんでした。
 ちょっとこれはねぇ・・・・

 やはり、「日本人にはあの憲法はもったいない」のでしょうか・・・・

 国の基本である憲法を無視し続ける最悪の首相を選出したのは、
国会議員たちです。

 その議員たちに投票した人たちって、ほんまに「ボケ!!」ですね。
 投票自体を放棄した人たちも・・・・
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by kase551 | 2006-08-16 11:41 | 社会 | Trackback | Comments(0)