ヨイトマケの歌

 美輪明宏の代表曲「ヨイトマケの唄」は、何人かの
歌手がカバーしているが、趙博(チョウバク)の歌唱に
勝るものはないと、私は考えている。

 それは、美輪氏のオリジナルを超えている。

 まず歌詞だ。

 オリジナルの歌詞は、

 高校も出たし 大学も出た 
 今や機械の世の中で 
 おまけに僕はエンジニア

 と、「成功した息子」の晴れ姿を描いている。

  しかし、趙博バージョンでは、

 高校も出たし 大学も出たが
 まともな職にはありつけず
 それでも僕は生きてきた

 となっている。
  
  また趙氏は、朝鮮語母語者が
話す日本語の発音を意図的に使うことによって、
この歌の主人公が、在日朝鮮人であり、
苦労苦労で死んでいった親から生まれて、
「高校も出たし 大学も出た」人材でも、
日本社会から排除され続けてきたことを、
リアルに表現している。
   
  
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by kase551 | 2008-10-15 23:31 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ゆら at 2008-10-16 21:05 x
うん。確かに越えてるね。
Commented by kase551 at 2008-10-16 22:22
 機会があれば、ぜひ聴いてください。^^


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