王と野村

 王貞治監督の「最終試合」は、残念ながらサヨナラ負けだった。

 最下位での監督辞任は、本人も選手たちも無念だろう。

 しかし、最終戦の相手が、野村監督率いる楽天だったのは、
「野球の神様」の采配かもしれない。

 「南海ホークス」を、選手として、そして監督して引っ張ってきた
 野村克也が、「ダイエーホークス」「ソフトバンクホークス」の
 名監督・王貞治に引導を渡す・・・・

  現役時代の両者の関係を知る人間にとっては、味わいもひとしおです。  

  野村さんの名言「長嶋、王が太陽に向かって咲くひまわりなら、
 俺はひっそり野に咲く月見草」という「恨み節」^^;を知る野球好きにとって、
 最終戦はホンマ絶妙の設定だった。

  試合前に王さんと交わした会話の中で、野村さんは、次のようなコメントを
 発したらしい。

  「最後がONの“N”違いで悪かったな」

  屈折と愛情が込められた、野村さんならではの、味わい深いコメントやねぇ・・・・   

   
  もしも最終戦が、西武・オリックス・日本ハム・ロッテのいずれかだったら?

  渡辺・大石・梨田・バレンタインの各氏ならば、このような味わい深いコメントや、
 花束贈呈の感慨も、なかっただろう。

  「野球の神様」に感謝。

  そして、王貞治と野村克也に感謝。
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by kase551 | 2008-10-08 22:31 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
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