「ペパーミント・ブルー」

 連日の酷暑。

 「暑っ、熱っぅ、ほんま暑いなぁ。アツヒメやで・・・」とつぶやくのが
 ニッカ、いえ、日課になっている。


  この季節になると、ふと口ずさむ歌がある。

 ♪風はペパーミント ブルーのソーダが 指先にゆれている~♪
  
  大滝詠一の「ペパーミント・ブルー」だ。

  涼しげで、よろしおますやろ?


  この歌をはじめて耳にしたのが、1984年ごろ。
  その3年くらい前に、「君は天然色」「さらばシベリア鉄道」
 を聴いて、大滝さんの曲に魅力を感じていた私にとって、「ペパーミント・ブルー」
 は、「おぉ、このオッサンはすごいなぁ」と、さらなる感動を与えてくれた。


  「君は天然色」「さらばシベリア鉄道」のビッグヒットを放つ2,3年前、
 大滝さんは旺文社の『高二時代』で、音楽関連のエッセイを連載していた。

  「音楽以外ではヒットを放つ大滝選手」などと、草野球の写真をそえて、
 軽妙な文章を綴る大滝氏に対して当時の私は、彼が「はっぴいえんど」のメンバー
 だったことなどを知らずに、「なんかオモロそうなオッサンやなぁ」程度の感想しか持ちえていなかった。

   猫に小判。   

   
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   今、大滝詠一の名曲群を聴くと、アメリカンポップスを相当に「パクって」いたことや、
  「た」行の発音(「て」を「てぃぇ」と発音したり)などに、「う~ん、これはちょっとなぁ・・・」
  と苦笑する点もある。

   でも、軽快さと哀愁を兼ね備えた「大滝節」は、さすが・・・・
   軽やかな声も、えぇなあ。

  
   そして、じっくり聴くと、松本隆の詩の魅力を再認識する。


   「ペパーミント・ブルー」を初めて聴いて、私が「!!!」と思ったのは、
  松本さんによる、次のフレーズだ。


   斜め横の椅子を選ぶのは この角度からの君が とても綺麗だから

   
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by kase551 | 2008-08-01 23:58 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 長谷邦夫 at 2008-08-10 08:54 x
『ロングバケーション』!!!
大好きな大好きな作品群です。
現在も、ぼくの小さなアイポッドに入っていて
常に聴いています。
Commented by kase551 at 2008-08-10 22:57
長谷さん、ご多忙・お疲れにもかかわらず、拙ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。

 しかも、この記事にまでコメントをくださるとは・・・
 感激しております。^^

 長谷さんが『ロングバケーション』を愛聴されていることを、
うれしく思います。

 大滝作品の「軽快さと哀愁」は、長谷さんのパロディ傑作漫画と共通するのではないかと、私は勝手に感じております。
 
 さまざまな作家の絵柄を「軽快に」模写しながら独自の世界を
描く長谷作品に漂う「哀愁」。
 
 名作『峠のムジ鳥』を再読し、ラストのコマに、改めて感嘆・・・・ 


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