最低の判決文

「光市裁判」の判決文要旨に目を通しながら、
「これはなんや?」と、憤りを感じている。

 一例を挙げると、「赤ちゃんを床に叩きつけた」
という検察側の主張やマスコミ報道が事実に反することは、
被害児に対する鑑定結果(赤ちゃんの頭蓋骨や脳には全く損傷はなかった)
からも明らかである。
 
 しかし判決は、「(被告が)第1審の最終陳述においても、
被害児を床にたたきつけた旨供述した上で、謝罪の言葉を述べていたのである」
という「供述」すなわち「自白」のみを根拠として、
「同児をあおむけに床にたたきつけたと推認するのが合理的である」
と述べている。
 
 おいおい・・・・

 無実の人間が「有罪」とされる事例(富山の強姦事件)や映画『それでもボクはやっていない』
などにおいて、「密室取調べ」「自白強要」の恐ろしさが世間に周知されているはずなのに、
「光市事件」において、「傷害致死犯」が「殺人犯」として「供述」「自白」させられたのではないか?
という想像力をはたらかせる人が少ないのは、なんでやろ?


 来年、「裁判員制度」の「赤紙」が私に届いたならば、どうするか。

 以前は、「裁判員選定面接」自体を拒否しようと考えていた。
 忙しい人間を呼びつけて、「選定する」という傲慢さが不愉快でもあるため。

 しかし、このムチャクチャな判決によって、考えが変わった。

 「選定面接」において、光市裁判の非道さ・死刑制度の非道さ・
「裁判員制度」の問題点について、裁判長に切々と訴えるつもりだ。 
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by kase551 | 2008-04-24 22:08 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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