先日、NHKで放映された番組で、加藤和彦と坂崎幸之助による
「和幸」(かずこう)というコンビの歌と演奏に感嘆した。
サイモン&ガーファンクルの名曲「ミセスロビンソン」
を連想させる「サタデイナイトムービー」など、
パロディ精神・遊びごころあふれるメロディ・リズムに
笑わされつつ、水準の高い歌唱とギター演奏に聴きほれた。
フォーククルセダーズやサディスティックミカバンドなど
における加藤和彦の才気・センスの良さは以前から認識していたが、
坂崎幸之助のギターと歌の上手さを、これまで私は認識していなかった。
「アルフィー」を解散して、「和幸」に専念していただきたいと
思うくらい、素晴らしい歌と演奏でした。^^
お二人による「帰ってきたヨッパライ」も絶品。
今日、「和幸」のCDを買いました。
収録曲のすべてが、60年代に結成された「和幸」のシングル曲だった
という設定で、歌詞カードに12枚の「シングルジャケット」が記載されています。^^
加藤&坂崎という稀代の「音楽オタク」(もちろん賛辞)による
傑作アルバムです。