皇室制度

今日(5日)付けの『朝日新聞』で、
刈部直という東大教授の論説を読みました。

 刈部さんは、「天皇崇拝VS天皇制廃止」
の二分論を批判して、「結局のところ、いまある
国家制度のなかに、世襲君主制がくみこまれている
ことの意味をどう説明し、その機能をどう論じ
定めるか。そうした議論の蓄積が、いまだ乏しい
のである」と述べています。

 で、刈部さん自身のご意見は?

 彼は、昨年12月に天皇夫妻が身体障害者授産施設を
訪問したことを、「天皇・皇后両陛下が訪問され、
従業員にあたたかい声をかけられ」と紹介し、
「こうした皇室の活動に、世間の多くの注目が集まることを
通じて、それが権力者の行動に関する模範として働く。
報道がきちんとしていれば、そういう回路も、皇室制度が
今後ももつ意義として、期待できるのではないか」と
記しています。

 要するに、「権力者の手本として、皇室があるべき」と
いうお考えなんですね。

  ふくよかだったミチコさんがガリガリにやせこけて、
「失語症」になったり、私と同年輩のマサコさんが
「キャリア・人格を否定されている」現在の皇室のあり方に
ず~~っと疑問を抱き続けている私には、
俺より三歳年下の刈部さんが「両陛下」「模範」などということばを能天気に発することに、
脱力・・・・・
 
 また、皇族=「権力者」ときめつけて当然視する鈍感さにも唖然。
失語症になったミチコさん、うつ症状のマサコさんよりも、
あんたや俺のほうが、はるかに「権力」を持っとるがな・・・・


 ちなみに私は、皇室を完全に「民営化」して、
「天皇教」の信者もしくは「天皇クラブ」の
会員が年会費を払い(私は払いませんが。^^)、
それで皇族を養えばいいと考えています。

 「国民の総意に基づく象徴」よりは、説得力があるのでは? 
[PR]
by kase551 | 2008-01-05 23:57 | 社会 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://kaseyan.exblog.jp/tb/7914447
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 「市民社会」という理想 様様 >>