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「民営化」の悲劇は続く

 昨日、宮崎に出張してきました。
 最高気温26度という夏日の中、宮崎駅前で
座り込みをする人たちの姿がありました。

 元国鉄労働組合(「国労」)の人たちです。
 
 約20年前、「国鉄民営化」に際して、国労所属の
組合員たちの多くは、JRに採用されませんでした。
 早い話が、「民営化」を口実に、「うるさい労組の連中」
の首切りを行ったわけです。


 わずかながらカンパをして、署名をしましたが、
「民営化」を進めた当時の首相・中曽根の罪状は、
ほんまに重いですね。
 JR福知山線の事故も、「民営化」による営利・能率のみを追求した
結果だと、私は考えています。

 そして、小泉前首相が主導し、多くの日本国民が衆議院選挙で
それを支持した「郵政民営化」・・・・

 「国鉄民営化」から学ぶことのできない愚か者たちが、
 郵貯・簡保の莫大なカネを米国に流し、「限界集落」の
 郵便局を閉鎖に追い込み、配達担当者の過労死を推進する・・・

 中島みゆきさんの「狼になりたい」ではありませんが、
「絶対権力者になりたい」などという妄想が起こります。

 あぶないあぶない・・・ 
(♪夏はほんとにご用心^^;) 
by kase551 | 2007-10-28 21:48 | 社会 | Trackback | Comments(0)


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