日本共産党の基礎を築いた宮本顕治氏が死去しました。
今日、浜田幸一元衆議院議員のコメント
(『西日本新聞』2007年7月19日 29面掲載)
を読んで、苦笑。
コメントを全文引用します。
宮本なくして日本共産党なし。
これだけの組織をつくった宮本氏は
われわれの最大の好敵手だった。
言葉はソフトになっても宮本氏の残した
闘争心が共産党の本質だ。
ハマコーって、ほんまアホちゅうか、なんちゅうか・・・
浜田幸一による共産党批判のうち、私が今でもあざやかに
思い出すのが、約25年前の国会での「人殺し発言」です。
たしか日曜日の午後6時ごろ、国会中継をながめていた
私は、浜田氏の次のような言葉に驚きました。
「だから私は、宮沢賢治は人殺しだと言ってるんです!」
宮沢賢治が人殺し?
「人殺し」というハマコーの発言は、周知の
「共産党スパイ粛清疑惑」を指してのことです。
浜田幸一氏にとっては、宮沢賢治も宮本顕治も同じなんですね。
ほんま、しょ~むないやっちゃなぁ・・・・
なにが「好敵手」や?
まぁ、次のようなコメントが言えれば、
ハマコーを少しは見直すのですが。
私はかつて国会で、宮本顕治さんと宮沢賢治さんを混同した
暴言を吐いた。これは本当に恥ずかしい。
しかし、宮本さんの獄中生活12年のような信念を貫く生き方を、
政治信条は違っても、私は尊敬する。
ソウイウヒトニ ワタシモ ナリタイ