弥生もゆかん

福岡の桜は、ほぼ満開です。
午前中はこのような景色でしたが、午後からは雨です。
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 桜に雨・・・・
 今日の花見客には気の毒ですが、桜には
雨が似合うと、私は思います。

 春雨のふるは涙か桜花ちるを惜しまぬ人しなければ
                          大友黒主

 桜の花には、なにか禍々(まがまが)しさを感じます。
 坂口安吾の『桜の下の満開の下』は、その禍々しさを
実に上手く描いた傑作だと思います。
 
 「同期の桜」という軍歌も、禍々しさという桜の「記号」を
上手く生かしていますねぇ・・・

 
 でも私は、梅が好きです。

 東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな
                                    菅原道真  
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by kase551 | 2007-03-31 23:39 | 季節 | Trackback | Comments(4)
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Commented by Morris. at 2007-04-01 09:12 x
大伴黒主の歌、初めて知りましたが、まるで都々逸か、演歌の歌詞みたいですね。
「降るは涙か桜花」(^o^)

染井吉野は神戸方面では来週はじめくらいが見頃でしょう。早咲きの品種はすでに満開状態です。

Morris.も梅見も好きです。あの枝ぶりと、ほのかな香りは桜には望めないものです。
生地佐賀県武雄温泉には、御船山梅林という梅の名所があって、幼少の頃は家族知人誘い合わせて、毎年梅見に行ってました。

それでも、桜の魅力は圧倒的です。
禍々しさも含めて、Morris.はこの季節になると頭の中が桜色に染まります。←飲んでるだけぢゃないか、という、ツッコミは禁止です(^^;)
Commented by kase551 at 2007-04-01 23:56
おっしゃるとおり、「酒は涙かため息か」という感じですね。
 歌謡曲と古代和歌には、共通する情緒があるように思えます。
 
 山辺赤人の「富士の高嶺に雪は降りつつ」を意識した、
「富士の高嶺ぇに降る雪も、京都先斗町に降る雪も」という歌詞も
そうですね^^;。

 武生には、ぜひ一度は行きたいと思います。
 梅も桜も咲かない秋ごろ^^;、行きたいですね。 
Commented by Morris. at 2007-04-03 21:39 x
突然「武生」という地名が出てきてちょっとびっくりしてます。
実は今日仕事で武生に来ています(^o^)丿
今日泊まってるホテルの部屋にはPCTVがあってインターネットやりたい放題です。
武生は城下町でなかなか風情のある町です。

昨日は大阪城j公園で男二人で花見してへべれけになってあのサランバンへ行き、ママに追い出されたみたいです(^_^;)
Commented by kase551 at 2007-04-05 00:04
「武雄」と入力したつもりが、「武生」となってしまいました。
後者は「たけふ」なのですが、「たけお」でも変換候補として
あがっていたので、佐賀県から福井県へワープしてしまった
次第です。^^;
 Morris.さんのふるさとを間違えて入力してしまい、大変失礼
しました。

 しかし、Morris.さんが武生にいらっしゃるとは、偶然とは面白いものです。


 サランバンは機会があれば、またご一緒したいですね。


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