「拉致問題」雑感

  米国が、朝鮮民主主義人民共和国(以下、「朝鮮共和国」)
への経済制裁を解除する方針ですね。

  横田夫妻が渡米して、悪の領袖・ヤブ大統領、もとい、
 ブッシュ大統領に「直訴」しても、結果はこうです。
 
 横田さんは、ほんまに利用されまくってますねぇ・・・・
 「北の脅威」をあおる道具として・・・・・


 「拉致問題を、全国民の問題として、全世界の問題として」
と叫んでも、被害者家族以外にとっては、しょせんは
他人事(ひとごと)なんですよね。

 その証拠に、「拉致問題」に憤慨した人が、チャンネルを変えて
バラエティ番組に笑い転げ、次の日には仲間と酒を飲んで騒いで
いるのではありませんか?

 私もそんな人間です。
  
 その一方で、ヒステリックな「朝鮮共和国バッシング」報道により、
民族学校に通う在日コリアンのこどもたちと保護者たちは、
有形無形の圧力を受け続けています。

 これはおかしいやろ?

 朝鮮共和国が独裁国家で、問題だらけであることは、
よほどの狂信者やアホでないかぎり、周知の事実です。
 
 では、その「問題国家」と、どのように交渉するか?
 私はまずは国交正常化だと思います。
 
 「国交正常化なくして『拉致問題』は解決なし」と
私は考えます。

 まずは国交を正常化し、ある程度の人的交流が可能にならないと、
この問題は進展しないのではないでしょうか?


 「拉致拉致」「制裁強化」などと叫んでいるうちに、
日本による植民地支配の被害者である、元従軍慰安婦たちや、
軍人・軍属、強制連行労働者たちは、朝鮮共和国で年老いて
亡くなっていきます・・・・・

   
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by kase551 | 2007-03-15 23:01 | 社会 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 高 吉 美 at 2007-03-20 17:46 x
うちの雑誌に神戸新聞の記者さんが、判決の割れている「中国残留孤児訴訟」について書いてくれました。
画期的だった神戸地裁での判決の際、裁判長は孤児達の支援施策と、
拉致被害者の施策を比較して、
「北朝鮮拉致被害者は、永住帰国後5年を限度として毎月、生活保護よりもかなり高い水準で給付金の支給を受け、かつ、社会適応指導、日本語指導、きめ細やかな就労支援を受けることができる。(中略)
孤児の自立に向けた支援策が拉致被害者よりも貧弱でよかったわけがない」と、言及したそうです。こんな裁判官もおるんや、と、胸が熱くなりました。
公共広告機構のCMといい、マスコミの扱い方といい、
本当に「拉致」は利用されている感が強いです。被害者もしかり。
なんで阿倍の作戦に、世の中の大勢の人ががコロリと騙されるかが、
理解できません。
Commented by kase551 at 2007-03-20 20:56
以前、ここでも取り上げましたが(http://kaseyan.exblog.jp/5063952)、あの判決は、ほんまにまっとうですね。
 あのような判決が下される一方で・・・・ 

 「拉致はテロじゃないか!北朝鮮は許さん!」と、
攻める側に立つことによって、「相手を責めることのできる自分」
を楽しみ、「めぐみちゃん」に涙する自分に酔いしれる人々。

 えぇ大人がこんなことやっとったら、ほんまに笑いもんですねぇ・・・・


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