私が小学3・4年生だったとき、担任は、「国語」教科書で
取り扱った文章を全文筆写させるという宿題を課していました。
「内容を○○字以内に要約せよ」なら納得できるのですが、
さして面白くもない文章を全文筆写?
写経ちゃうんやでぇ・・・・
「なんでこんなことせなあかんねん?」
(なんでこんなことしなければいけないの?)
と思いつつ、「素直な」私は、ある時点までは
その苦行を続けてきましたが、ついに「キレて」、
「全文筆写宿題放棄」を始めました。
いや~、その教師からは、いじめられましたねぇ・・・・
「○○くんはえらいのに、かせたにくんは何やのん!」
「全文筆写宿題を出さなければ進級させない」
と脅されもしましたが、「やるならやってみぃ」
という気持ちで放棄を続け、無事進級できました。
あのとき、「あぁ、理不尽なことには逆らってもええんや」
と、こども心に実感したような気がします。
その意味では、あの先生は、「恩師」といえるでしょう。
「仰げば尊し」
しかし、朝礼・整列、運動会の行進練習・「前へ習え!」
「休め!」など、今から思えば、「なんであんなアホなことを
やらされとったんかなぁ・・・・」と思います。
日本に学校制度が導入されて、まだ140年ぐらいしか
たっていないんですよね。
すごい「効果」をもたらしていますねぇ・・・
教育基本法改悪は、その効果の再活性化を狙っています。