納得できない

11月19日に行われた福岡市長選挙の投票率は、42.57%だった。
 これは前回の市長選における投票率を上回ってはいるものの、
有権者の半数以上が棄権したという事実は、選挙のたびに感じる
「これはおかしいなぁ」という、納得できない私の思いを増幅させている。

  友人のPさんとHさんは、福岡市在住の在日コリアンだ。
 日本で生まれ育った彼らは、日本社会の構成員として、
また、福岡県・福岡市の住民として、社会的責任を果たしている。
しかし彼らは、日本国籍を持たないという理由で、投票所で一票を投じることができない。
 これは、福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督も同様だ。
 「中国籍」の王監督は、「国民栄誉賞」を受けても、野球の日本代表チームを率いて、
「王ジャパン」と新聞の一面を飾っても、国政選挙・地方選挙からは、完全に排除されている。

その一方で、PさんもHさんも王監督も、日本社会の構成員として、
所得税・住民税など、日本人とまったく同様の税金を納め続けている。

 「あなたたちは外国人だから、選挙権はありません。
 でも日本にいるのですから、税金は日本人と同じように払いなさい。
 その使い道は、日本人だけで決めますから」
という現状には、どうしても納得できない。
 
 韓国では昨年、永住資格を取得して3年以上経過した19歳以上の外国人に対して、
地方議会選挙の選挙権を認める法案を可決した。
 これにより、今年行われた地方選挙において、外国籍住民が初めて選挙権を行使した。

 永住外国人の参政権に関する法案が、数回にわたって国会に提出されつつも、
いまだに成立しない日本は、完全に先を越されている。


 以上の内容を明日、『西日本新聞』に投稿します。

 「おかしい」と思うことには、「おかしい」と言い続けます。
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by kase551 | 2006-11-19 23:06 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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