「昭和レトロの街」が観光名所になったり、
「昭和の名曲」がテレビで特集されたりと、
「昭和」が商品化されておりますが・・・・
これには違和感が・・・・・・
まず、「昭和」と「平成」という元号による
時代区分に疑問を持たないことが、不思議です。
1989年1月7日に、昭和天皇の死が発表され、
翌日(8日)から「平成」が始まりました。
一日で、時代が変わる?
そんなアホな・・・
歴史は、われわれが作ってるんとちゃいますか?
天皇家とは、関係おまへんで。
そして、「『昭和』をなつかしむ感覚」に対する私の
違和感のもうひとつは、「高度経済成長時の昭和」
だけに注目する傾向への疑問ですね。
「昭和」をなつかしむなら、「ええとこ取り」(つまみ食い)
ではなく、その暗部(戦前戦中の言論弾圧・侵略・虐殺の事実)にも
目が行くはずなのですが・・・
これを読んだ一部のお客様は、次のようにおっしゃるかもしれませんね。
「あっ、そう?」