餌付け

 水、木、金の平日3連休で、学校給食も休みのため、
牛乳消費がまた落ち込み、生産者を苦しめることになるという話を聞きました。

 先日報道された、北海道における大量廃棄のニュースも、
やりきれない思いにさせられました。


 考えてみれば、学校給食というものは、
実に壮大な「餌付け」だったような気がします。

かつての学校給食は、100%パン食でした。
 全国の小中学校で、月~金の昼食の主食として、
一斉にパンが食されるわけです。
 これは考えてみると、異様な光景ですね。
 
 私の知る限りでは、敗戦後の日本が米不足だった時代に、
余剰小麦の輸出先を模索していた米国が、公法480という
「食糧援助法」によって、日本に大量の「援助小麦」を送り、
それがパン給食のベースとなったということです。

 その後、日本の米の生産量は急増し、
古米・古古米・古古古米、減反などのことばが
ニュースに登場するようになります。

 1960年代末には、すでに古米・古古米問題が
論議されています。

 この段階で、「米飯給食」という方法は不可能だったのでしょうか?

 私が初めて米飯給食を口にしたのは、たしか中学2年か3年生だった
ように記憶しています。
 1976年か、1977年あたりです。 
 ご飯に牛乳というミスマッチに不満を述べながらも、
「米ってやはりうまいなぁ~」と感じたことを、覚えております。

 しかし、時すでに遅し。

 同年輩の人間の中には、パン食にどっぷりつかった
人たちがすくなからず存在し、彼・彼女たちは人の親となり、
子供たちと「マクドナルド」で食事をし、「東京ディズニーランド」
や「ユニバーサルスタジオ」で、一家団欒の時を過ごしております。

 「東京ディズニーランド」に一回も行ったことがなく、
またできうれば、今後も足を運びたくないと考える
偏屈者の私は、米軍の大空襲で焼け野原にされた大阪に、
ピースおおさか 「大阪空襲死没者を追悼し平和を祈念する場」 完成
 なにが悲しゅうてあんなもん(「ユニバーサルスタジオ」)造るんや? 
と苦々しく思っております。 
 
 こんなことをブチブチつぶやいているのは、私ぐらいかもしれませんね・・・
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by kase551 | 2006-05-02 19:24 | 社会 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 子育て家事!にわか主夫生.. at 2006-06-04 11:20
タイトル : 子育てに牛乳!!大量廃棄は残念!!
ホクレンでの牛乳大量廃棄問題、残念ですね。 うちは、牛乳は子育てには欠かせない飲み物だと思いますが、子どもたちも好きですから、飲んでます。牛乳、ミルクティー、シリアルにかけて。... more
Commented by hamnidak at 2006-06-14 11:22
こんにちは。他のエントリーですが、TBさせていただきました。

私は中学以降は弁当だったのですが、小学生時分(70年代後半~80年代前半)に「餌付け」されました。低学年のうちは鯨肉がよく出ていたことと、学年が上がるに連れて米飯の日が多くなっていったのが今では印象的です。エェ具合に「残りモン」を食わされていたんですね。
最近、とみに「食育」という言葉が使われるようになったようですが、今度はどんな「残りモン」を食わすつもりなんでしょうね。
Commented by kase551 at 2006-06-15 23:10
  hamnidakさん、コメントありがとうございます。
 給食における「全国一斉にカレーの日」などは、まさにカルト国家ですね。
 何のしがらみもない、某国の人間なら、大笑いできるネタですが、
愛国者である私は、笑ってばかりはいられません。
 
 それにしても、鯨の竜田揚げ、なつかしいですねぇ・・・・
 
 日韓ワールドカップを次回共同開催するときは、
日本は鯨肉を、韓国は犬肉をそれぞれ独自の伝統技法で
料理して、世界の人々に知らしめるというのも、悪くはないように
思えます。
 ちなみに私は犬肉が大好きです。


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