トリノ・パラリンピックのバイアスロン女子競技で、
小林深雪選手が長野大会に続く、2度目の金メダルを
獲得しました。
そして、太田渉子選手が銅メダル。
まだ16歳なんですね。
しかもパラリンピック初出場・・・・。
偉業達成の小林選手と、おそるべき16歳・太田選手に、
心からの拍手を送ります。
しかし、気になるのは、このパラリンピックに
合わせたかのように、来月から実施される
「障害者自立支援法」です。
全盲・全聾の大学教員・福島智さんの実話を
もとにしたドラマが最近放映されたのも、なにか時期的に
「イヤな」感じがしました。
「障害者はみんなこんな感じだから、最低限の
支援でいいよね」というメッセージが、パラリンピック報道と
あのドラマの根底にあるようで、なにかすっきりしない気分です。
障害者自立支援法
この法律は、障害者にとって日常生活に不可欠な介助を
「応益」とみなして、介護保険と同様に一割の
費用負担を求めるという、とんでもない悪法です。
「障害者自殺支援法」というブラックジョークを
言う人もいるくらいです。
こういう法案が通ってしまうのが、今の国会なんですね。
それを変えるためには、自民党・公明党(「似非野党」民主党にも)
に投票しないことが、まず必要なのですが・・・・