相次ぐ凶悪事件・・・・
「犯人を極刑に!」という声が高まっていますね。
もちろん、こどもを狙った犯罪や、集団性犯罪などの
記事に接すると、「これは許せんなぁ」と思います。
しかし、実際に死刑を執行しているのは、刑務官です。
ある刑務官は、執行した日には浴びるほど酒を飲むそうですが、
いくら飲んでも酔えないとのことです。
死刑という名の「人殺し」を、刑務官に押し付けて、
われわれは「極刑!」とわめいているわけです。
これはどうも変ですねぇ・・・・
10年位前に、呉智英さんも書いていましたが、
死刑廃止・仇討ち復活を望みます。
たとえば、私にとってかけがえのない人が、
数人によってなぶり殺されたとします。
犯人の刑が確定すれば、私には「仇討ち」
が認められます。
即ち、合法的復讐を認めるわけです。
そして、仇討ちには、「有志」による助っ人を認める・・・・
助っ人への謝礼は、国が一定枠内で支援する・・・・
賛否両論はあるでしょうが、とにかく
刑務官に「人殺し」を押し付けるのは、もう
やめにしたほうがいいでしょうね。
「死刑!」は、山上たつひこさんの
名作マンガ『がきデカ』だけで十分です。