40代中盤の私にとって、同年代の俳優やミュージシャンの
過去・現在・未来は、興味深いです。
特に気になる人が、阿部寛さんです。
デビュー当時は、「モデル出身の御内裏様(おだいりさま)」
のような感じで、特に印象に残らなかったのですが、約15年前、
在日コリアンの雑誌『イオ』創刊号のインタビューを読み、
好感を抱きました(阿部さんは在日コリアンではありませんが)。
自分を客観的にとらえ、俳優として大きくなろうという意志が
はっきりとしており、「へぇ~、なかなかええやん」と思いました。
私は1990~2002年まで韓国・中国におりましたので、
その間の阿部さんの活躍についてはほとんど知りませんでしたが、
一昨年のドラマ『アットホームダッド』を見て、「お~、阿部ちゃん、
ええやん!」と、うれしくなりました。
現在放映中の『ドラゴン桜』も、いい感じですね。
「どうしようもないバカだな」「クズども」などの
セリフも、阿部さんが言うと、根底に愛情があるように
聞こえます。
ちょっとずれた微笑も、いいですね。
う~ん、いい味が出てきましたねぇ・・・
熟れてきたという感じです。