5年前に「軍艦島」
関連記事1
2
3
を見学した福岡の仲間たちと、先週の土曜日に沖縄で再会した。
宿所は別だが、二日間、レンタカーに同乗し、高江・辺野古・平和祈念資料館・
嘉数高台・喜屋武岬・ひめゆりの塔などを見学。
高江・辺野古では、短い時間ではあったが、理不尽な圧力に抗するひとたちと「同じ思い」であることを、我々は確認できた。
2003年~2012年の約10年を福岡で過ごした仲間たち。
現在、50~60代で構成されている「おっさん」の仲間たち。
それぞれの持ち場で「一寸の虫にも五分の魂」の思いを抱いて頑張っていることに、
「うん、ホンマえぇ仲間たちや!」と、目頭が熱くなる。
レンタカーで移動中、仲間の一人である朝鮮人のP氏が、
朝鮮人差別に公然と異を唱えることへの「ためらい」を、
かつて抱いていたこと(家族、親族への攻撃に対する恐れなどのため)、
しかし、2年先輩であるG氏(朝鮮人)の強い叱咤激励により「腹を決めた」ことを、
改めて語る。
Pさんには言わなかったが、「異を唱え」ざるを得ない状況を
作り出しているのは、われわれ日本人である。
その申し訳なさと重みをかみしめながら、私は目尻に指を当てた。