ホテルを出て、「買物公園」を歩く。
人通りは少ない。
児童書専門店「こども冨貴堂」に入る。
旭川で生活していたころ、
長新太さんの絵本などをよく買っていた店だ。
21年前と変わらぬ店構えと店内に、うれしくなる。
店長と、長新太談義を楽しむ。
長さんの『ちへいせんのみえるところ』と『かえるのはなび』を購入。
あべ弘士さんの絵葉書をいただく。
同店から徒歩1分のところに、かつて暮らしていた賃貸マンションがある。
602号室。現在は空室のようだ。
旭川駅から留萌に向かう。
特急で深川駅まで行き、留萌行きに乗り換えようとしたところ、
アナウンスが・・・・
「留萌線は大雨による影響で、不通となっております」。
午前中は運行していたのに・・・・・
まあしゃあない。
駅員に尋ねたところ、バスは運行しているとのこと。
かなり強い雨の中、留萌に向かう。
無事、留萌に到着。
ニッカウヰスキーの営業をしていたころ、旭川から営業車を運転して、
週一回はこの街を訪れ、卸店・酒販店・業務店を回っていた。
当時はバブル崩壊前だったため、ウイスキー・ブランデー(港町ではブランデーが
よく売れていた)の拡売は手応えがあり、週一回の留萌出張は楽しみだった。
当時定宿だったホテルはすでに廃業している。
夜の町も閑散としている。
こぢんまりとした居酒屋に入る。
ツブ貝の煮物、エビなどの突き出しが美味しい。
丁寧な仕事をしている。
ツブ貝・ホッキ貝・ウニなどを刺身で楽しむ。
地酒「国稀」も旨い。
えぇ店やねぇ・・・
できれば来年も足を運びたい。