丑年ではないが、20年ぶりの同期との再会を反芻・・・
彼らと初めて顔をあわせたのは、1984年10月の「内定式」。
四半世紀以上も前の話やねぇ・・・
1985年4月の入社式。
南柏駅近くの独身寮から東京青山まで「通勤」しながらの
約一週間の本社研修。
そして、宮城県での一ヶ月近い工場研修と仙台支店実習。
この一ヶ月近い寮生活において、俺の同室だったKNくんは、
ホンマ大変やったろうなぁ・・・
融通は利かない、自己主張だけは強い、いびきはうるさい、
体と態度はでかい・・・・
「大人」のKNくんだったから、我慢できたんやろなぁ・・・
そのあたりの反省と悔悟を、実はずっと抱き続けていた。
一昨日の同期会で、KNくんの隣に座り、心情を吐露する。
変わらぬ穏やかな口調の彼のことばに、目頭が熱くなる。
そしてKNくんが、私が約10年前に書いた文章を読んでくれていて、
そのことを同期たちの前で語ってくれたことにも、感謝!
う~ん、なんでこんなえぇやつばっかり集まって来たん?ホンマに・・・・
やはり、ニッカのウイスキーを愛するという共通要素が大きいのではないだろうか。
愚直といわれるくらいに品質を重視し、「おいしいウイスキーをお客様に届けたい」
という理念を持ち続けてきたニッカウヰスキーを第一志望で入社したという時点で、
「絞り込み」はできてるんよねぇ。
そう、「効率」「要領」よりも、本質を重んじる哲学を、わが同期たちは持ち続けている。
今回の再会で、彼らの誠実さ・努力に、あらためて刺激を受けたねぇ・・・・