ひさしぶりに、ビルエバンスを聞きながら、ウイスキーをぐびぐび。
エバンスを聴きはじめたころは、「あぁ、聴きやすく、なめらかな演奏やなぁ・・・」
という印象を受けたが、聴いているうちに、単に「なめらか」ではないことに気付き、
ますます惹かれていった。
リズムは流麗に流れるんやけど、キーのタッチは極めてシャープ。
刺身に例えれば、ピシっと角が立った切り口。
ことばを使って、人に何かを伝えようとする人間にとっては、
示唆されるところが多い。
そう、リズム良く、歯切れ良く。
そして、わかりやすく。
でも、ぶつ切りのような、
セロニアスモンクのピアノも、モンクのようなクセのあるしゃべり方をする人も、おれは好きやね。