李政美さんライブ

 所属する市民団体「ウリ・サフェ」の10周年記念イベント「李政美Live in 福岡」が、無事終了する。
 
  大阪の詩人・宗秋月(チョンチュウォル)さんの詩に政美さんが曲をつけた
 「遺言」からはじまり、生まれ育った葛飾を走る京成線をモチーフにした「京成線」と続く。
  
  この歌は、関東大震災で虐殺された朝鮮人たちの遺骨が眠る
 荒川河川敷や、皮革加工工場から流れてくる匂い、苦労を重ねて
 異国で暮してきた在日コリアン一世たちなど、さまざまな事柄・人々への
 思いがこめられている。

  「こういう歌が紅白歌合戦で流れたらいいと思いません?」という
 政美さんのことばに、日本名で歌う多くの歌手たちのことを思う。


   金子みすずの詩を歌う「わたしと小鳥とすずと」の
  「みんなちがってみんないい」の部分が、心にしみる。

   「ミリャンアリラン」のリズミカルな調べに、
  客席から声が飛ぶ。 チョーッタ!!(いいぞ!!)
 
    ジョンレノンの「イマジン」を、わたしはあまり好きではない。
    しかし、最近入居差別を体験した政美さんの、
   「みんなの願いがいつか 世界をひとつにする」という歌声には、
   説得力と深みがある。 
     
   サポートミュージシャンの金さんのギターは、経験不足ということもあって
  少々危なっかしい感じがしたが、若い意気込みは好ましかった。
   芹澤さんのウッドベースは、手堅く厚みがあり、政美さんの高音部の魅力を、
  一層引き立てていた。


    こういうすばらしいライブを見る・聴くと、
  「自分の持ち場で、えぇ『ライブ』を俺もやらなあかんなぁ」と
  思わされる。
    ライブ=生(せい) である。
     
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by kase551 | 2009-11-29 23:59 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 廣川 at 2009-11-30 22:21 x
かせたにさん
今晩 久留米の勇造ライブ 行けたんかなぁ?
Commented by kase551 at 2009-11-30 23:11
 今日は行けるやろなぁ、と思っていましたが、
仕事の都合で、先週に引き続き、「ジェフ」でした。
 でも、政美さんライブの余韻をじっくりかみしめる前に
勇造さんライブを味わうのは、ちょっともったいない
(両者に対して)という気もしますので、かえってよかったのかも・・・・


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