森川アキコさんのCD『small music』は、期待通りの傑作。
甘やかだが甘ったるくなく、
繊細だが神経質でなく、
のびやかで優しげでありながら芯が強い
「和三盆ボーカル」の魅力もさることながら、
メロディ・演奏もすばらしい。
『森川アキコの三曲集』にも収録されている
「ジョナサン」が、唯一の再収録曲だが、『三曲集』
のときよりも、より強い意志を感じさせるボーカルに
「えぇなぁ・・・」と感じ入る。
今回のアルバムで私が一番好きなのが「ディスコード」。
森川さんの「芯の強さ」を満喫できる名曲・名唱です。