志賀直哉の「シンガポール陥落」を再読した。
たちの悪いコメントにお応えするため。
そのコメントを紹介すると、次のようなもの。
「かせたに氏は志賀の『シンガポール陥落』はお読みになったことはあるのですか?
まさかお読みになっておらずに、このようなエントリーはされないですよね。
(しかし青空文庫には志賀の作品が無いですからね(笑))」
私が「青空文庫」を紹介しているのは、拙ブログのお客様のため。
「お前は『青空文庫』でしか文章を読んでいないだろう」
という、信じがたいほど傲慢で無神経な物言いに、唖然とするのみ^^。
アホか?
ちなみに私は、「『小僧の神様』って、いやな小説やったなぁ」と
思い出し、「でも、まずはちゃんと読み返してから」と思い、
岩波文庫の『小僧の神様』を買って読み返しました。^^
私は、櫻本富雄さんの『シンガポールは陥落せり』(青木書店)
を15年くらい前に入手し、同書に引用されている志賀の「シンガポール陥落」
全文を、何回も読み返している。
この「シンガポール陥落」に関する私の考えは、ここで改めて述べる必要が
ないが、今日『シンガポールは陥落せり』を再読し、「俺は、当時のシンガポールに
おける『華僑虐殺』について、どれだけ知ってるんか?」と、自問した。
関連書籍を読んで、勉強せなあかんなぁ。
アホを相手にしている暇はない。